琥珀色の瞳にオレンジ髪のショートが特徴のレネゲイドビーイング。
彼女の身体にはいつも包帯がまかれておりそれが取れるようになることは生涯ない。

普段彼女は明るく人当たりのいい少女と思われるよう振舞っている。そうした方が都合がいいと彼女は知っている。
生き物に対して本能的な拒否反応があり、それが虫であろうと人であろうと彼女には気持ちの悪いものと認識される。
それは自身に関してもそうで、定期的に自傷を行って痛みと流れる血をもって生きる活力を生み出している。
倫理観はない。
生まれ変わってからも性格は特に変わっていない。

３年前研究所で生まれた賢者の石のレネゲイドビーイング。
なんのために生まれてきたのか、なんのために生きるのか彼女は知らない。
賢者の石のレネゲイドビーイングであるニケは死んだ、今生きているのはニケという存在のレネゲイドビーイングである。

赤黒い触手のようなもので対象を絡み取ったり、衝撃を吸収したりする。
自分の身体を硬質化することができ、その気になれば彼女を傷つけることは極めて困難となる
この力はカケルが使用することもある。カケルが敵意や殺意に反応して能力を行使するため、実質オートガード。

自傷によって流れる血と痛みでのみ日頃の嫌悪感を忘れられるため彼女にとって痛みは快楽となる。
積極的に攻撃を受けに行く理由はそのためのもの。
生まれ変わってからは生き物に対して嫌悪感を抱かなくなったため自傷を行うことはない