容姿・経歴・その他メモ

履歴

FHに所属している科学者。神来社両親の元弟子。
ジャームによって、家族と恋人を失っている。
恋人に想いを寄せていたオーヴァードがその想い故にジャーム化し、両親共々拷問して殺した。
その「加虐」の衝動を持つジャームに、彼女らが死ぬまでの一部始終を1週間に渡って見せられた。
全員が殺されたとき、オーヴァードとして覚醒し、ジャームを殺害。
しかし、その後に待っていたのは殺人犯とされる自分であり、人間の愚かさだった。
全てがどうでもいいと思いながらも、レネゲイドを嫌悪しジャームになることを否定。
その後に脱獄しさまよう中でFHに目を付けられ、所属することになる。
自分のした経験から、人間嫌いであり、レネゲイド嫌いでもある。
だが、FHで世界の変革を謳う神来社夫妻に出会い、協力するようになる。
人間の感情、心がオーヴァードの侵蝕率に大きく関わることから、
人の心とレネゲイドとのリンクを断ち切ることでジャーム化を抑止できると考えて自らも研究を始める。
だが、その結論は人の心を制御する他ないということだった。
エフェクト、薬物、様々なものを用いて人の心への作用を確認していった。
その中で、FHの中でも洗脳技術に長けた研究者となった。
そしてそのうちに、自分の中に相手を支配する欲望を感じていた。
現在は塾講師として、表の人間を徐々にFHに取り込んでいる。

神来社夫妻は、優秀なFHエージェントであり、科学者でもあった。
彼らの目的は、世界を変革すること。
レネゲイドによって生まれたばかりの子を奪われたことが発端だった。
世界を変革するために彼らが研究していたのは「神の力を人の身に宿す方法」である。
神として伝承に残るものは太古よりRBとして存在していた。
その力を人が手に入れられれば、世界の変革に繋がる。
彼らは自分たちの遺伝子と神の因子を宿したレネゲイドウイルスを使い、新たな子を為した。
それが神来社光彩である。
だが、彼女はレネゲイドを制御できず、盲目のまま覚醒しなかった。
実験が失敗であったとされては今後の研究への支援がなくなる可能性があるため、
彼女は隠匿され、ただの夫妻の子どもとして扱うことにした。
しばらくたって、彼女が失敗作ではないことが明らかになった。
新たに実験体を作ろうとしても、そもそも生き延びることがなかった。
更に、彼女のレネゲイドを制御して、覚醒させる方法が判明した。
だが、夫妻にとって光彩は既にかけがえのない存在となっていた。
だから、夫妻はUGNに接触を図ろうとしたのだ。
そして、それをこちらに伝えてきた。

自らが描いた目的を夫妻は逸脱した。
それは裏切りのようにも感じた。だから、こちらも裏切った。
UGNと落ち合う日、夫妻を手伝う振りをして追従した。
そして、彼らに高濃度のレネゲイドウイルスを注入してジャーム化させ、UGNと争わせるように仕向けた。
結果として夫妻は死んだが、娘はUGNに保護されてしまった。
彼らの研究を引き継ぎ、神の因子を持つジャームのRBを1つ作り出し、制御することに成功した。
ちょうどその頃、光彩の新たな所在などを知ることができた。
RBを用いた新たな洗脳技術を使い、力を持つ者を不可逆的に支配する。
その力を研究し、増大させればいずれ目的にたどり着く。
目的でもあり、欲望でもあるそれを進めるために彼女の下に向かった。


RB：「闇を齎す影（セルウス）」
【Dロイス：闇使い】を所持するレネゲイドビーイング。
神来社夫妻の神の力を取り込む実験を引き継いで作り出した。
人工知能AIDAに取り込む形で制御を行っており、意志は存在しない。
ジャームと呼ぶべき侵蝕率であり、Eロイスも使うことができる。
衝動は「妄想」。使用者の幻想を叶えるべく能力を行使する。

セッション履歴