容姿・経歴・その他メモ

　UGN京都支部支部長。

　両親共に昔からUGNに協力していた家であり、オーヴァードでは無かったが世界の真実については知っていた。

　源頼光というのは本名ではなく、彼女が手にしてる宝刀、童子斬安綱の所持者に代々つけられる通り名である。

　本来なら自分の婚約者がそれを手にしていたはずだったのだが、京都で起きたレネゲイド絡みの大規模な事件、京洛事変によってその人は自分のことを守るために重傷を負い前線に出られないような状態にされる。

　さらに自分はその時にオーヴァードに覚醒し、童子斬安綱の適応者になってしまった。

　オーヴァードに目覚めたこと。婚約者が自分のせいでそうなったことや、童子斬安綱を手に入れたこと、何より今まで戦えなかったことなどにより、積極的に前線に出るようになった。

　その後、色々あってUGN京都支部の支部長になった。

　はんなりとしているが、その実負けず嫌いで結構好戦的だったりする。

　非オーヴァードだった頃から脚が不自由であり車椅子で生活をしていた。

　オーヴァード化したので脚は治る……なんてことは無かった。

　理由としては覚醒前の状態が正常であるとレネゲイドが認識したのか。

　それとも体質的に合わなかったのかは不明。

　ブラックドッグに覚醒したので、高性能の義足を装着することも試みたが、装着した瞬間強い拒絶反応が出て断念。

　せやったら、しゃあない、と考えてこの状態で戦闘を続けている。

　戦闘時は魔改造を施して半ばEXレネゲイド化してる車椅子"飛梅"を駆り、魔眼で作った道を爆走する。

　さらに重力制御と電機信号で神経伝達強化した身体を駆使して、車椅子上からも卓越した剣技を繰り出す。

　童子斬安綱や、自身の身体にも雷撃を纏わせることで攻撃力と速度を跳ね上げることも可能。

　ただし、身体にかかる負担が大きかったりする。

　あとは、蘆屋道満と名乗る謎の陰陽師から陰陽術のようなものも学んだらしい。

　その結果、陰陽術と科学を組み合わせた、サイバチック陰陽術なるものを発案した。

　北野天満宮をカヴァーにしているUGN京都支部に異空間を作り出し、そこにレネゲイド関連の研究施設を増築。

　その場所は裏北野天満宮と名付けられていて、UGN京都支部のもう一つの顔でもある。

　無論、文化的にも価値がある北野天満宮自体を改造するわけにもいかないので、作り出した発明品を神社にあるものに偽装して設置する、に留めてる。

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