容姿・経歴・その他メモ

誰かが『今』を楽しむことを、わたしは許容する。
"今日と同じ明日"が来るかなんて、誰にも分からないのだから。
誰かの明日を奪うのは、わたしたち(レネゲイドウィルス)かもしれないのだから。

UGNのとある支部に所属しているエージェント。6年前、事故に巻き込まれる形で遺産に触れて覚醒。
事故で天涯孤独の身となってしまった為UGNによって保護を受け、エージェントとして所属するに至った。

支部の現所属者……あらため、生存者は彼女1名である。
1年前、当該支部はFHによる襲撃を引き金に大規模なレネゲイド災害の中心地となり、交戦していた両組織の構成員のほぼ全てがジャーム化する事態に発展した(もっとも、FH側の構成員はもとより9割がジャームであったようだが)。
その中で唯一、隠密系エフェクトを使用できた彼女だけがジャーム化を免れ(※)、死屍累々の支部跡地の中で生き残ったジャームを全て『処理』した――と、現地を訪れた調査部隊によって報告がされている。

　
その後は支部の管轄区域が元々(比較的)平和な地区であり、懸念事項だった現地FHセルも壊滅、UGNの慢性的な人手不足もあって支部には未だに追加の人材配置や役職の調整がされないまま、周辺イリーガルの協力のもと支部の運営(主に体制や拠点の立て直し)が行われている。彼女本人は事件後もエージェントとしての活動に精を出しており、「仲間が命を賭けて守ったものを守りたい」が主な行動方針。

能力は隠密行動に特化したエンジェルハイロゥ/キュマイラ/ハヌマーンのトライブリード。
契約している「聖者の遺骨」は覚醒の際に契約もなされており、利き腕である右腕の骨と置き換わる形で定着している。
なお、覚醒当時はエンジェルハイロゥ/キュマイラのクロスブリードであり、ハヌマーンに追加覚醒したのは支部が壊滅したレネゲイド災害の際である。

コードネームの"アルスロンガ"は「Ars longa, vita brevis(技術は長く、人生は短し)」から取られたもので、『芸術は永遠』と解されることもあり、現代ではさらに離れて「芸術家の人生は短いが、その芸術作品は長く残る」という意味に用いられることもある。努力家の彼女に当時の支部長が贈ったコードネームらしく、彼女は贈られた名を大切にしている。

一人称：わたし　二人称：あなた

memento mori, ultima forsan.(死を想え、ともすれば最後。)
Vanitas vanitatum omnia vanitas. (なんという空しさ、なんという空しさ、すべては空しい。)
――ゆえに、Carpe diem(今日という日の花を摘め)と人は云う。
今この瞬間を楽しめ。今という時を大切に使え。
人生は短く、時間は束の間で、別れは突然に訪れる。そういう世界なのだから。

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