容姿・経歴・その他メモ

　顔に複数の火傷跡があり、人前ではそれを隠すメイクをして生活している。明るく容姿端麗な姉を持つ影響も相まって、自身の暗い性格と容姿に対して強いコンプレックスがあり、自他の容姿やコミュ力の良し悪しに異常なほど敏感である。時には、思考が飛躍して暴走してしまうことも。

　幼い頃、火の不始末で火事を起こしてしまい、姉に助けられる。その際、姉の身体に火傷跡を残してしまったこと、家族の大切な多くを失わせてしまったことに引け目を感じている。現在でも火に対して苦手意識があり、調理自習では吐いてしまうこともあったという。

　人見知りながらも寂しがり屋。人と関わること自体は好きだが、自ら関係を持とうとすることは少ない。

　自宅では、お手製の真花を模したぬいぐるみと会話したり、頬擦りしたり、抱えて寝たりしている。


「ひとりは嫌。ここ(心)が凍えそうになるから……でも、拒絶されるのは、もっと嫌……だから、いつも、ひとり。」


・真花との関係性
　一種の神格化に近い感情を向けており、真花のようになりたいという想いが強くあるほか、真花の存在に生きる理由を見出している。真花への印象は「可愛く、明るく、誰にでも優しい子」。そして、「醜く、暗く、何の取り柄もない自分」に対して、よく話し掛けてくれる。そんな存在。

　ある時、初めて美春の素顔を見た真花に「可愛い」と言われただけで、多大な幸福感で満たされるような気がしたという。

「たとえそれが、慰めの優しい嘘でもいい……その一言で、私は生きていけるから……」


・オーヴァード覚醒後
　コウモリをベースにした人型のキメラ、いわば悪魔のような姿に変身する。

　自身の血液に忌避感を覚え始める。血液の中に潜んでいる……あるいは、血液そのものが化け物なのではないかという空想が頭から離れないのだ。

(覚醒シーン後に追記予定)

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