容姿・経歴・その他メモ

髪

ダークブルーグレー

瞳

灰青

肌

白

「伽藍惟吹。あんま関わってこなくていい」
「いきなり学園へ通えっていったって、学べるものはもう学んだはずだけど？」
「死線の先の静寂はとても心地がいいんだ。この狂った戦場を制した強者が、アタシであると教えてくれる」
──────────────────────────────────────────────────────

◆プロフィール

消えそうな街灯の照らす薄暗い路地より野生の狼と共に発見された、身元不明の孤児のオーヴァード。
UGNにて保護されてからしばらくはUGN日本支部にて育つが、後に獅莱珱のもとで数年間戦場での生き方や戦略などを叩き込まれ、わずか10という年齢で上層の命によりジャーム討伐において最も死亡率の高い前線部隊-始末番-に配属されることとなる。

とびぬけた戦闘センスはUGN上層を驚かせると同時に、脅威性を植え付けてしまっていることからもっとも過酷な戦場で生きるために戦うこととなった。
しかし当然彼女はこれが自分の普通の暮らしであるため、命を奪うことなど倫理観にはかなりズレが見られる。


そんな生活を5年以上送っていた中、惟吹は当時の彼女の教官であった獅莱の提案で突然アカデミアへの入学を持ち掛けられる。
いきなりの日常への帰還に戸惑うばかりでしかないが、獅莱の意図を汲み取れないままでいた。
そのため、入学させられたのはきっとアカデミアに潜入した危険度の高いジャーム討伐という名の潜入任務だと思い込んでいる。

◆人物

誰に対してもツンケンした態度ではあるが、他人に厳しいわけではなく単純に距離感が図れないことの表れである。
年齢が同じ人間がいる中ではどう生活すればいいかもわからないため、手探りで探すことはやめ自由気ままに一人を好む。

喜怒哀楽の感じ取れない表情に、今にも何かを殺しそうなまでに鋭い眼光により、人も動物も寄せ付けなくなってしまった。
特別寂しいと思うわけではないが、「ま、仕方ないか」の一言で済ませている

真っ当な生活環境で育っていないことが禍し、感覚器官である目、耳、鼻が優れた代わりに舌と皮膚はやや鈍くなっている。
そのため食事に気を使うこともなく固形の栄養食や適当なもの、ジャンクフードを食べる姿が目撃されている。
また、痛覚の鈍さを利用して相手の攻撃を真正面からうけることによる反撃の特化など、危険な戦い方をする場面も多い。

◆アカデミアでの生活態度

入学直後は単独行動を好むため屋上や図書室、静かな場所に現れることが多い。
委員会や部活動といったものにも興味を示すことはないが、放課後は昼に比べて静かなため教室で一人クラスメイトを眺めているのが発見できるだろう。

勉強するという行為は嫌いではないため成績は特別悪いほうではないが、何分そちらの知識に疎いことから特別良いともいえない。
戦闘以外はどこまでも劣るか平均を行く。

◆前線部隊-始末番-

UGNの中でも白兵での制圧戦に優れた者たちに重点を置いたチルドレンの部隊。
ストライクハウンドといった戦闘部隊とは違い、彼女達はあくまで"死亡率の高いと予測される最も危険度の高い任務"でしか特殊介入してこないのが大きな特徴だ。

ジャーム討伐任務においては特殊の介入が赦されていることから彼女達が戦場へ加わる場合、普通のUGNエージェント達は"始末番よりも前へ出るな"と教えられるだろう。
惟吹も普段から「目の前に出られると殺してしまいそう」というほどに前線へ立っていると周りが見えていないのがわかる。

集ったもの達は全員惟吹のような経歴の人間で構成されている。
UGNでの待遇は優遇されているわけではなく、ほぼ最下層ともいえるため給金や食事の娯楽はほぼない。
この世界で生きたければ戦え、それが彼女たちのポリシーだ。

◆シンドローム

キュマイラのピュアブリード
肉体の強化と、ナイフによる白兵戦を最も得意とする。
自分の中でより戦いに優れた形状に体を変化させ、縦横無尽に戦場を駆け巡る様はまさに狼。
力押しによる攻撃や、切り裂いた相手の血に濡れるたびにその血を啜って戦う姿に恐怖するものも多い。

セッション履歴