基本情報

名前

｜花矢《はなや》 ｜七《なな》

性別

女

年齢

15

ブリード

クロスブリード

シンドローム

ブラム=ストーカー×モルフェウス

ワークス/カヴァー

UGNチルドレン/UGNチルドレン

所属

UGN/T市支部

コードネーム

｜弔魂花《アニミシダ》

誕生日

不明

身長/体重

149cm/42kg

好きなもの

小動物、レバニラ

嫌いなもの

夜、仲間のジャーム化

苦手なもの

世話焼きの大人

●経歴

出自は不明。とある違法レネゲイド実験施設にて、遺産研究の実験体として捉えられていた。6年前にUGN遺産探索局特殊部隊「ナイトフォール」によって保護された。その後、日本支部の預かりとなり、チルドレンとしてレネゲイドコントロールの訓練を受ける。4年前にT市支部所属となり、数々の任務で優秀な成果を収めてきた。昨年、とある事件の調査中にジャーム化した支部長を単騎で撃破した。以降は支部の最古参メンバーとして、新支部長の補佐を務めている。

●能力

6枚の花弁を持つバラの形をした遺産「祈りの造花」と契約している。戦闘時は、マント状に変形した遺産を防具として纏う。さらに、自らの血液からバラの花弁を模した鋭利な結晶を大量に生み出し、敵に対して射出する。その出力は、ひとりのオーヴァードが行使するエフェクトとしては規格外のものである。

●性格

物怖じせず、誰とでも話せるタイプ。怪しい敬語を使う。自分のことを「なな」と呼ぶなど、話し方はやや子供っぽい。一方で、感情の起伏は少なく、特に戦闘中は子供らしからぬ冷静さ・冷淡さを見せる。UGNとしての使命を絶対視しており、市民の日常を維持するためであれば、危険な現場にも躊躇なく飛び込む。昔のことをよく覚えていないらしい。

●チラシの裏

コードネームの由来はanimicida(魂を破壊するもの)。
実験施設で行われていた研究は、遺産「祈りの造花」にオーヴァードの能力を保存することを目的としたものであった。彼女の持つ遺産には、彼女の前に遺産と契約していた6人分(花矢一～花矢六)のオーヴァードの力と記憶が宿っている。規格外の出力や、本来のシンドロームから逸脱したエフェクトの発現(《特異体:オーバーロード》)は遺産の特性によるもの。
七本人の能力は、自身の記憶を宿した血液の結晶を作り出すことである。戦闘時は生み出した結晶を武器として用いる。代償として、使用時に記憶・思い出が少しずつ失われる。過去のことをよく覚えていないのはこのため。また、七は本来臆病な性格であるが、毎晩負の記憶を結晶として排出することで、恐怖を忘れている(《瀉血》+《ブラッドストーン》の拡大解釈)。一日の終盤には瀉血の効果が失われてくるので、夜は嫌い。ここで生み出された結晶は、戦闘時に不足しがちな血液を補うために利用されている(「サングイン」の相当品)。
UGNでの教育を通して、仲間のオーヴァードのジャーム化を過剰に嫌う価値観を獲得している。従って彼女にとっては、遺産によってジャーム化しないことが保証されている自分が最前線に立つことが最適解となる。瀉血による恐怖の克服と、ジャーム化を嫌う価値観が、彼女が躊躇なく危険な任務に身を投じる所以である。

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