容姿・経歴・その他メモ

俺の名前は久高佐祐。どこにでもいる男子大学生っす。ただまあ親父がヤクザ稼業してる人間でしてね、「鴻央会」っていう日本最大規模の指定暴力団の一員なんすよ。それもレネゲイドの力に目をつけて一儲けしてやろう、って考えている系の。
けどまあちぃっとやりすぎたのか欲を出し過ぎてしくじったのか、UGNのお偉いさんに会の中でも積極的にレネゲイドを利用しようってー考えの大幹部様が捕まっちまってね。人質みたいな状態になってるっす。頭が捕まったわけじゃあないから組織全体の活動が止まったわけじゃあないようですが、レネゲイドに関する活動は大分牽制されまして。それどころかふてぶてしくもそのお偉いさん、うちの組員をUGNの活動に協力要請とかしてくるんすよね。組の幹部は不承不承で俺みたいなオーヴァードの組員を貸し出してる…ってーな緊張した関係なわけっす。
ま、俺個人としちゃ別にUGNに悪感情はありやしないけども。基本は警察の連中と同じでお勤めご苦労さまって処かな。それにまあ、UGNに協力してると人の情けを解さない外道や味方を後ろから撃つような卑怯者によぅく遭遇するんすよねぇ。「シノギに堅気を巻き込むんじゃねぇ」って親父に教えられて、剣の師匠にゃあ「斬るのは刀ではない、人の心だ」って言われて育った身としちゃあそんな奴らは言われるまでもなく見過ごせねぇんすわ。だからま、上の連中の思惑と関係なく――気に入らねぇ外道どもはこの刀の錆にしてくれようぜ。

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