PC①：覚醒者
ロイス：『"グッドフェロー"』　推奨感情：任意／任意
カヴァー／ワークス：高校生／高校生
経験『記憶喪失』固定

　あなたは嘗て、すべてを失った。

　『石動村の祟り』――田舎の集落一つ丸ごと呑み込んだ災厄は、あなたからすべてを奪い去った。
　家族も、友達も、財産も、身分も、記憶の一部さえも。ただ残ったのはこの命だけ。
　あなたは、石動村霊災の祟りの僅かな生き残りの一人だ。

　あなたは事件の後、天涯孤独の身となり関東の街に引っ越すこととなった。
　ただ覚えていることは、あなたは当時偶然に駆け付けることのできたUGNエージェント『"グッドフェロー"』によって助けられ、辛うじて逃げのびることが出来たという一点のみ。
　
　それから二年――
　あなたはUGNから記憶処理を受け、関西のU市支部で日常生活を送っていた。
　心の内に眠る呪いを封印され、違和感を噛み殺しながら、あなたはそれなりに幸せな生活を送れていた。
　
　しかし、呪いはあなたを赦すことはなく。
　その生ある限り、逃れられぬ宿命であるかのように。

　あなたの住むU市において、忘れた筈のかの災厄が、失われた記憶と共に目覚めようとしていた――

“グッドフェロー”静上伊織

だいすきなのに、傷つけて、奪うだけだった。もう、ごめんなさいも言えない。

"妖精弓のアリア"アリア・ホークアイ

知らない誰かのために戦うあなた。じゃあ、英雄(あなた)のことは誰が守ってくれるの？

薬丸れんげと 文月瑠璃香

ずっと一緒にいて、これからもそうだって疑わなかったくせに、私は気付いてあげられなかった。

"タルカス"六車祐

……伝えたかったな。

"サンドブラスター"白石樹

私の気持ちはたぶん、あなたにとって不都合で、不必要で……だけど、あなたは一度だって蔑ろにしなかった。
ありがとう。それから、悪い子でごめんなさい。

"夢を見る境界"見矢掛落葉

うちにおいでって言ってもらったとき、泣きそうになるくらい嬉しかった。
ただいまとおかえりのある日々は、もう戻らないと思ってたから。