容姿・経歴・その他メモ

　テディは優しいおうちに生まれて、優しい大人になる筈でした。
　でもそうはなりませんでした。
　悪い人たちが、テディを、悪いお人形さんにしてしまったのです。
　テディはこう言いました。
　あいつらを殺してやる。

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　ＦＨの人体実験の被害者。
　二年前に脱走に成功し、フリーランスのＦＨ狩りとして活動している。

　実験によって鋭敏化した知覚と操り糸に変形する四肢を用い、自身の身体のように人形を操る能力を持つ。
　一度に複数体の人形を操れるその能力はＦＨに重宝され、いくつかの暗殺作戦で猛威を振るった。
　その過程で、もともと感受性が強かったテディの精神は破壊された。

　度重なる投薬と虐待と殺人によるストレスは、テディを『テディ』という人形に変えた。
　曰く、これは人形劇。
　悪い人に操られて辛い目に遭っているのは自分ではなく、テディという人形。
　ボクはそれを見て、可哀そうだと思っている。
　二重人格に近い人格破綻だ。

　協力者(設定未定)の手で悪い人、ＦＨから脱走することに成功した彼は、可哀そうな人形を助けてあげる事にした。
　すなわち、テディの願いを叶えようとしたのだ。
　テディをお人形さんにしてしまった悪い人たちを、同じ目に、精神崩壊するまで追いつめる。
　後味すっきり、悪い人は悪い目に遭う、そういう人形劇を彼は求めている。

　親はＦＨの記憶処理によってテディの事を覚えていない。
　ので、ＵＧＮに支援されて、仕事をしつつ一人で生活している。
　学校は多分行ってない。


　精神は崩壊しているが、その素はどこまでも無邪気で幼い少年だ。
　可愛いものは可愛いと思うし、怖い事は怖いと思う。
　可哀想な人はできるだけ助けたいと思うし、泣いてる人が居ると胸がしめつけられる。
　ただ、その自身の感情を「テディは、そんな風に思ったのです」と、まるで絵本の登場人物のもののように思ってしまうのだ。

　地獄地震で崩壊した東京には、多くのＦＨが暗躍している。
　テディは、彼らをひどい目に遭わせることにしました。


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一人称：テディ
二人称：あなた(絵本みたい)

「テディは、あなたの傷を心配しているようです」
「次はキミたちがお人形さんになる番だ。と、テディが言いました」
「さぁ、女の子、男の子、おじいさん、おばあさん。色んな人形が踊りだしましたよ」(戦闘)

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