容姿・経歴・その他メモ

少々気の抜ける関西弁とやや軽薄そうな印象を与えさせる笑みが特徴の男性。UGNのK市支部を預かる支部長………という立場にあるのだが、当人はその立場に未だに納得していない。
その理由は彼の出自にあり、彼は上流階級の有数の名家、御杜地家に生まれた子供達の一人である。いずれ家督の後継を巡って争うことを宿命づけられていた彼は、しかし閉鎖的な家の中でその長となる事を見出せずにいた。やがて彼はレネゲイド事件に巻き込まれてオーヴァードとなり、表向きの存在を家から抹消される。そして後継争いから解放された………要するに、彼はレネゲイドによって得をした側の人間なのだ。そしてその事に引け目をどうにも感じづらい。そんな奴がこんな適当に支部長をやってもいいものか、今日も彼は悩んでいる。しかし、悩んでいる時点でそれは彼にそれなり以上の善性と責任感があることの証左であり、きっと要らぬ心配だろう。
特技は茶道。育ちがいいだけあって動きはかなり洗練されている。以前支部の部下全員に茶を立てようとしたところ、全員分作る終える頃には当たり前のように足が痺れ立てなくなったことがある。

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