容姿・経歴・その他メモ

〇容姿・設定
透き通る白い髪と血色の失せた肌、水晶の如き水色の瞳。顔上半面を覆う透き通る白銀の仮面。構成するあらゆる色と現実感が薄い
軽やかな身のこなしと相まって、目を離せば消えてしまう巨大な蜉蝣をイメージさせる、コードネームの通り“幽き（エフェメラル）”な少女。
任務の時はふわふわとした布が多めの服を着ることが多い。

FH所属”マルチプルアイズ”子飼いの部下にして暗殺者。
相手の意識から消える特異なシャドウと同化しており、視界と意識の死角から致命的な一撃を浴びせるスタイル。
組織に入り、力の使い方を学んだことで、異世界（レネゲイド）では眷属の蜉蝣の群れにスクリーンのように自身の影を投影。完全に気配を消す、あるいは別人に姿形を変えることで、シャドウに擬態し諜報活動と暗殺を行う。
隠密・暗殺に特化させるため、生身はかなり華奢で、仲間への視認性のための厚手の服を脱げば、一層周囲に溶け込むように調整されている。
……が、性格的な問題からジャームに致命的な打撃は与えることはできても、殺すところまでは出来ず、”マルチプルアイズ”からは出来損ない呼ばわりされている。


〇経歴・性格
平凡な家庭に生まれた３姉弟の一番上の長女、下にはやや年の離れた妹と弟がいる。
幼い頃、FHの起こした大事故に巻き込まれて、生死の境をさまよった時にレネゲイドに接続。
シャドウと半同化し、色を失ったような外見に変貌してしまう。
その後力が上手く制御できず度々、半端モノのオーヴァードとしてレネゲイドをうろついているところを、マルチプルアイズに見出され、「怪物になったことを家族にバラす」と脅される形で、FH入り
以後は二つの世界を行き来し、エージェントと学生の二重生活をしている。
”マルチプルアイズ”のことは心底嫌悪すると同時に恐れており、家族と自分を護るために付き従っている。

長女故、面倒見のいい性格で明るく、空気も読めるしっかり者。
芯は強く、殺しの要求をされてもギリギリで跳ね付ける善性を堅持しているが、それ故自身の行動で破滅したり傷ついたりする人がいることには心を痛めており、メンタルはかなり崩壊寸前である。
事故の時（レネゲイド世界で）助け、引き戻してくれた不和に深く恩義を感じており、憧れている。
現実世界でも奇異な外見と特性のお陰で遠ざけられることも少なくないが、積極的に困ってる誰かを救えるように行動する。
一線は踏み越えていないとはいえ、悪の手先として活動する彼女の精一杯の矜持なのかもしれない。

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