容姿・経歴・その他メモ

「私かい？　しがない魔法遣いだよ。愛情を込めてエリスと呼んでくれてもいいよ」
「それはそれとして、今は教師をやっているんだ。皆は私に敬意と愛情を込めてエリちゃん先生と呼んでいるよ」

基礎情報

能力測定

イメージソング:an evening calm/flipSide

プロフィール

長い時を生きる大魔法遣い。
魔法遣いというのは今で言うオーヴァードのこと。古い時を生きる最古参のオーヴァード。都築京香とも長い付き合い。
数千年を生きているとされ、歴史上の多くの偉人とも語り合ったことがあるらしい。ただし、彼女はそれを大っぴらにはしないし、細かい事は話さない。
古代種の特性によって、現代で言う所の20代前半の体格で成長が止まっている。ただし、長い年月の中でその時の環境に適応するため、ある程度容姿は変化しているようだ。

とある目的があるが、それはそれとして人の営みを愛おしく思っている。それ故か現代にもそこそこ馴染んでいる。
UGN発足後はUGNに協力する姿勢を見せている。最初はイリーガルとして協力していたが、少し前からエージェントとして登録し、教師をしながら任務を行っている。

普段は自由きままに歩き回り、グルメを堪能していた。本人は日本にルーツは全く無いのだが、食文化が優れているということもありここ数十年は日本を拠点にしている。


服装がいかにも魔法つかいっぽいので、公園にいると大道芸人と勘違いされがち。なのでちょっとした手品を見せてほんの少しの小遣い(飲み物代)を稼ぐこともあるとかないとか。


数百年前代、彼女はアレティシア(レティ)という少女と出会う。お互いに想い合い、愛し合っていたが革命の際に犠牲者となってしまう。長い時を生きる中で初めて出会った愛すべき人を失った事で、彼女は「やりなおし」を求めている。
現代でUGNと協力しているのは、レネゲイドの力が「時間を巻き戻す」ことに使えないかというため。FHに協力しないのは、それでも彼女は人の可能性を信じているから。
いつか時間を巻き戻せるだけの力を経て、机上の空論とも言える彼女の大魔法「｜虚数魔法:輪廻回帰《リーインカーネーション・タイムロック》」を完成させることを目指している。

魔法

魔法とは、「魔を以て法を成す」力である。対して魔術は「魔を以て術を成す」力。
魔術は端的に言えば「火を出す」等の行為を、魔力(レネゲイド)により実行するもの。それは魔力という力によるものではあるが、物理法則を逸脱するものではない。火で時間の流れは巻き戻ることがないからだ。
対して魔法とは、「火は時間である」という、本来ならばあり得ない「法則を作る」力である。この例で言うならば、火を消すことで時間を止める。それが魔法である。

虚数魔法

現実と同じ座標にありながら軸がずれた場所のエネルギーを用いる力。虚数空間には誰もいないが、膨大なエネルギーが存在している。エリスはその力を引き出して行使している。
彼女の虚数魔法の一つ、「｜虚数次元詠唱《イマジナルスペル》」は、虚数空間に予め詠唱した魔法をストックするというもの。これはエリスの古代種たる力、《フラットシフト》を応用したもの。そのため、詠唱を破棄して大魔法を行使することができる上、本来ならば受けるはずの膨大な魔力(レネゲイド)の影響を最小限に留めることができている。

虚数魔法『｜輪廻回帰《リーインカーネーション・タイムロック》』

ミカエリスにより編み出された机上の空論とも言える大魔法。虚数空間に内包される莫大なエネルギーを「時間」という概念に変換し、過去への時間跳躍を可能にする、「時を巻き戻す」大魔法である。
理論上では虚数空間には5000年の時間を巻き戻せるだけのエネルギーが存在していることがミカエリスの研究で明らかになっている。だが、このエネルギーを時間に変換する技術はまだ発見できていない。そのため、理論はあるが実現ができない、机上の空論となっている。
ミカエリスの目的はこの大魔法の完成、そしてそれを使ってレティが死ぬ運命を変えるというものである。

宇宙魔法

地球の外にある魔力を用いる時空干渉魔法。
宇宙には地球にとって未知の力が数多く存在する。その例の1つが、地球に飛来した「ベータレネゲイド」である。
エリスの宇宙魔法は、地球には存在しない力を虚数空間からの干渉により引き寄せ行使される。
それ故に地球の生命の防衛機構を一部無視してダメージを与えることが可能となっている(装甲無視の理由付け)。

パーソナリティーズ

都築京香

都築京香は最古のレネゲイドビーイングであり、エリスは最古の人間のオーヴァードである。
何千年もの時の流れの中で、幾度となく出会っており、ある意味では腐れ縁のようなもの。
かつての都築京香と同様、エリスも《ディファインセルフ》のような能力により全てのシンドロームの力を行使していた。
ある日、都築京香の要請を受けて「｜輪廻の獣《アルマ・レグナム》」の封印に協力したことで、自身も同様の性質があることに気がつく。
(基本ステージ時空)都築京香がウロボロスを滅するべきとの考えを示していることで、出会うと敵意を向けられがち。ただし、やりあうと甚大な被害が発生することや、エリス自体は都築京香を嫌っていないのでなんやかんやで争いには発展していない。
(UA時空)グレイプニルという脅威が生まれたこともあり、ここでお互いに敵対するべきではないと利害が一致したことで、ゼノス…というよりは都築京香とも協力する姿勢を見せている。

アレティシア・フォン・クライフォード

愛称:レティ
クライフォード公爵家の四女として生を受ける。当時、密かに存在していた「宮廷魔術師」の1人だったエリスは、レティと出会う。病弱だったレティと接していくうちに、エリスは初めて恋という感情を知った。互いに想い合い、愛し合っていた。だが、エリスが依頼を受けて遺跡の調査をしている最中に革命が発生し、レティは殺されてしまう。必死に公爵家にもどるも、既にレティは死亡しており、別れの言葉も交わせぬまま、永遠の離別となってしまった。
その後悔が強く残っており、エリスは時を戻してレティの命を救う…つまり、「魔法遣いのやりなおし」を求めることになる。

運用方針

クライマックスの一撃に全力を使う広範囲殲滅アタッカー。
ミドルもサイレンによる複数体攻撃で雑魚の殲滅役を担う。
PC1および3の道を切り開くというイメージ。

台詞集

「私はしがない魔法遣い、ミカエリス・ランフォード。まぁ気軽にエリスとでも呼んでいいよ」
「私は基本的に無能でね。調べ物は苦手なのさ」
「私はスロースターターなのさ。だからしばらくは置物同然だよ」
「時代が進むと何でも便利になるものだね。UGNから貰ったこのスマートフォンとやら、中々凄いじゃないか」
「このでぃー払いとかいうのも、お金を使わずに支払いができるじゃないか」

「(クライマックス)さて、皆。目の前にいるあの敵は、君たちの障害かな？」
「なるほど。じゃあ私も、少しだけ力を振るおうか。ずっと無能なままだと、君たちにも除け者にされてしまいそうだからね」

「さぁ、始めよう。君が今見ているのは、始まりの一人。始原の魔法遣いだ」
「君に絶対の自信があるように、私もそこそこの自信はあるんだよ。手始めに、彼ら(他PC)の歩む道の障害を打ち払うとしようか」
「──世界という理の唄を聴くといい」

「長い時を生きるというのは、羨ましがられる事は多いけれども、辛いことも多い」
「私はね、一緒に死ぬことができないのさ。どれだけ愛し合っても、必ず私より先に逝く」
「多くの死を見たよ。何十、何百と。それでも、死という別れは何年経っても慣れないものさ。悲しいんだよ」

Call My Hero

数年前にとある任務を依頼され咲楽中学校に教師として潜入した。最初は渋々受けた任務ではあったが、元々人の営みを好んでいたこともあって、案外気に入ったようだ。そのため、任務終了後も学校で教師を続けるためにUGNのエージェントとして登録し、教員免許等をそのまま融通してもらうようになった。
現在は教師としてある程度の経験を積んでいる。表には出さないが、これから大人になっていく中学生を育て、導き、旅立たせる事を誇りに思っている。
歴史担当。彼女の授業は、まるで彼女が本人と話したことがあるかのような説明をする時があるとかないとか。
服装は魔法遣いそのもの。一般社会においては奇抜な格好ではあるが、何だかんだで皆慣れたのか割と受け入れられている。
生徒とも距離感が近いのか、「エリちゃん先生」と呼ばれることが多い。
(《麗しの容貌》により)めちゃくちゃ顔が良いので学内のファンが多い。思春期の男子には刺激が強いかもしれない。

竹林　千嘉

教え子。人に流されやすく断れない性格であり、学級委員を事実上押し付けられている事には危惧している。
真面目さ、優しさはエリスも認める所であり、ここを伸ばして欲しいと思っている。
「字の美しさは心の美しさだよ、千嘉くん。君は誰よりも美しい心を持っている。それは大事にしていくといいよ」

烏兎沼　アリス

教え子。アリスちゃんがオーヴァードだということには気付いている。UGNに登録されていない為、野良なのかFHなのかはこの担任期間中に見定めようと思っている。
エリス自身はFHに対しての嫌悪感がない(むしろ個人的な目的があるため、欲望に従うというFHの行動に理解はある)ため、アリスちゃんが学校を陥れようとしないのであればFHであったとしても静観するつもり。
少なくとも、学校生活を楽しもうとしているのであればそれを最大限尊重する。
「活発でムードメーカー。クラスにアリスくんの様な子がいると華やかでいいね。でも、騒ぎだけは起こさないように頼むよ」

成長候補

・原初の灰:不可避の魔弾→カバーリングを許さないシーン攻撃へ変更
・原初の青:陽炎の衣→範囲縮小やオートアクションのダイスデバフ対策
・メモリー→高い侵蝕率のケア
・RCの達成値ケア

セッション履歴