当人紹介

学生服の上から羽織ったコートと擦り切れた魔女帽が特徴の学生兼ヒーロー。
直接的な戦闘能力を持っていない為、近隣で発生した事件に対応しているヒーローの後方支援として駆けつける形が多い。
実家は代々議員を選出する家系であったが、数年前の講演会で発生した襲撃事件により両親は負傷。
その後、家族から離れる形で一人暮らしを始めている。
覚醒時に暴走した力をある程度制御し、翌年にはヒーローライセンスを取得している。
言語を能力の制御に用いている為、日常的な会話ではエフェクトの運用に影響の出ない、奇妙な崩れ方をした丁寧語を用いている。
アナログゲームでは奇策を使わず読み合いと正攻法で相手をボロクソに叩くタイプ。

人格面の評価

他人に対して思ったことを率直に言ってしまう部分があり、元々の口の悪さも相まって人間関係は良好とは言い難い。
また、自身の基礎能力の低さもあり基本的に自己評価が低く、ハイリスクな行動を嫌う。
過去の事情から言動には出さないようにしているものの、自罰的な部分がある。

能力的評価

物理的な戦闘能力は皆無、擁護しようのない運動音痴。
刃物を持たせれば指を切り、物を投げさせれば足元に落ち、走るどころか平地を歩いているだけで転倒し息を切らす。これはオーヴァードとなった後も一切変化がなかった。
オーヴァードとしての能力は領域内部の物理法則や因果の限定的、一時的な改変。。口にしたことを現実に変える力。
能力を使う上で改変の方向性を直接口にしなければならない上、影響を与える程度にも限界がある為言うほど便利ではない。
また、当人の戦闘能力が低いのもあり、干渉したところで状況が変わらないということもある。自身に味方がいること前提の能力。
オーヴァードとしての認定試験の際、この能力を用いて対象に物理的な干渉が可能なのではないか、という結果が出たが、当人はそれを否定している。

過去

このヒーロー社会において有力者として分類される宮東家の娘。
幼少期より、全ての外国語は元より動物との会話による意思疎通すら可能であった万能の話者。
レネゲイドウィルスの適合によるエフェクトの発露と言われていたが、起源種と呼ばれるレネゲイドウィルスがマイナーであったこともあり診断での判別はできていないかった。
やんちゃな性格ではあったが不思議と人に好かれやすく、なんだかんだ周囲の人々は彼女の我儘に付き合っていたーー当時彼女と交流があった友人たちは、なんとなく彼女の言うことを聞いてあげたくなったと口を揃えている。
両親の演説に同行した際、テロリストの襲撃により恐慌状態に陥る。
結果、暴発した能力により周囲を取り囲んでいた襲撃者、聴衆であった一般人の大半が死亡。
加え、当時"お兄さん"と呼び、慕っていた警護のUGN職員に致命傷を負わせている。

セッション履歴