容姿・経歴・その他メモ

「はじめまして、緑青 翠（ろくしょう すい）です」
「この私が来たからにはご安心を。この世界のために、力を尽くしましょう」

真面目でお堅いところのある少女。
よく言えばまっすぐ、悪く言えば融通の利かないところがあり、結果折り合いの悪くなったUGNと袂を分かった末に『ダンテの庭』へたどり着いた。

背は10代後半の女子としては高いながらも全体的に細身であり、一見前線向きとは思えないがそこはオーヴァード。
鋼鉄の扉を引きはがし、振るった武器はその衝撃で砕け散る、異能の怪力をレネゲイドによって得ている。
日常生活においては叔父に送られた孔雀石のブローチを繊細に扱うこともできるが、戦闘時はそうもいかず……
モルフェイスの能力で剣を作っては壊しながら攻撃する、という豪快な戦闘スタイルを貫く。

怪力をもってキュマイラシンドロームと診断されているが、獣への変身・肉体変化能力はないちょっと変わった症状。

幼い頃に事故で両親を失い、彼女を哀れんだ叔父夫婦に引き取られ1年弱の間、共に生活。
宝石商を営む叔父は裕福ではあったが、金と社会的地位はあってもレネゲイドウィルスについては何も知らない一般人。
翠を身内の中だけの秘密にはしておけず、最終的にUGNへと託された。

UGNチルドレンとして成長後、エージェントとして任務に勤しむ日々を送るも、本人曰く「不名誉な戦い」を強いられ、組織と慕っていた上司に失望。
UGNと袂を分かった……時に大きな騒ぎを起こし、ジャーム化候補兼裏切り者として追われることになった末、「ダンテの庭」にたどり着いた。

「UGNに追われることになっても、いつかはあの人たちと……戦わなければならないのだとしても。私の決意は間違ってなんかいない。絶対に」
故の傲慢。ヒュブリスとは、しばしば“傲慢”と訳されるギリシャ語であり、特に本人の限度を超えた挙句に神の怒りを招いて破滅を呼び込むような“傲慢”を想起させる。


※“傲慢”に該当する動物、「孔雀」要素
・孔雀石のブローチ
翠がUGNへ引き取られていく際に叔父が贈った宝物。孔雀石の模様が「クジャク」の羽に見られる目のような模様に似ていることからそう呼ばれるようになったと言われている

・「緑青」という名字
孔雀石は古来顔料としても用いられ、その色は日本において「緑青」と呼ばれていた。明るく鈍い青緑色。


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