容姿

天然パーマの色素の薄い髪の毛
ちゃらちゃらしたピアス、信用なさそうなスーツ色
やる気の全く感じられない眠そうな黒い目をした
自他ともに認めるおっさん。
フローラルな香りのする、おっさんである。

内面

「お前こそが狂気だよ」と言わざる得ない。
幽霊屋敷に住み、そこで事件に巻き込まれ取り憑かれても
「カナちゃんってば女の子なんだ、お花とか飾らなきゃね！」
眠っている間に邪神に拉致られすぎて「これはもう運命ってコト…！？」と言いだす。
そういった、狂気の沙汰としか言いようがない楽観的な思考（？）をしているが
女性や年下の者より率先して現場に向かう、狂気に向かう行動をとる。
無謀すぎる行動も多く、本当の意味で頭は悪いのだが
機転を利かせる、とっさの判断などには長けている男。

だがしかし、おっさんである。

経歴

小学生時代に霧谷雄吾と接触、それなりに仲良く過ごし
お互いそれなりに勉学に励んでいたが
「楽して儲けて生きていきたい」と思いっきりレールを外れ
安楽椅子探偵を目指してあれやこれやと勉強して資格を取って
いざ探偵業を始め、ＵＧＮともイリーガルとして挨拶しに行ったら
アーミテイジさんがやらかしたらしく、ＵＧＮが壊滅したとかなんとか。タイミング悪すぎ。
それでも「雄吾くん大変だからね」とイリーガルと探偵業を続けている。
いかに邪神と遭遇するやべー職業で、自分も邪神因子をもっていようとも
まるで人間のように動く彼は…とか続けたいが
人生のレール外れている時点でダメなおっさんである。弁明が出来ない。

邪神さんとおっさん

邪神と遭遇し、直接因子を貰っているのだが
その邪神がヒュプノスであったため「お花畑の夢でイケメンと出会っちゃった…」と
めちゃくちゃいい夢だった思っているし
何度かうっかり事件に巻き込まれることが多かったため
これが運命の赤い糸！みたいに思ってる。お前こそが狂気だよ。
そして、もう１つのシンドローム。アザトース。
これにより「他の邪神因子保持者は自分の子供のようなもの」という強い思い込みから
「人の精神を守るためにはどうするか」
「他者を守るためには、自らが狂気に立ち向かうべき」の行動を行っている。
（お化け屋敷で隣で甲高いおっさんの悲鳴があったら冷静になる、そういうあれ。）
でも、おっさんもおっさんで恐怖に耐性があるわけではないし発狂もする
全知全能には遠く、白痴の夢のような存在。それが、雅人である。

カナちゃんとおっさん

Ｄロイス【取り憑かれし者】
これは最初の事件、探偵事務所（事故物件）に来た日。
その場であった凄惨な儀式の犠牲者たちの魂、思念、憎悪を内包する
１つのカタチ、幽霊――といっているが、無邪気で禍々しい「ナニカ」と出会った。
が、しかし。無邪気な「ナニカ」が取り憑くもアザトース因子の前に不完全に終わり
尚且つ「あっこれ完全に取り憑いたら、自分がおっさん（加齢臭）になる」と
逆に恐怖を与えた結果の、イマジナリーフレンド状態に収まった。
アザトース因子の力ってすげー。
「ナニカ」は、その後に「カナちゃん」という名前で存在を受け入れられ
今のところは、お互いに協力して戦っている。
カナちゃんは小学生ぐらいの姿らしいのだが
無邪気に時々厳しいこともいう。

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