容姿・経歴・その他メモ

容姿
　完全獣化後は全身に黒い羽が生え、特に腕は真っ黒な翼に変化する。(小翼羽の位置に手がある)

経歴等
　幼児期からFHの研究所で実験体として扱われていた。それ以前の出自に関しては記録が見つかっておらず、不明である。
研究所では同じような年齢の子供たちに対し日常的に非道な実験が繰り返されていたが、ある日伴の能力が暴走。研究施設に大きな被害が出る。その混乱に乗じた同じ実験体の少女・凪コユイの手で研究所から救出され、二人はUGNに保護された。伴はこの一件や研究所で受けた実験に関する記憶のほとんどを失っている。
　UGNに保護された当初は大人の職員達に対する恐怖から度々暴走しかけていたが、凪の手助けで少しずつ能力を制御を習得していった。そして、同じ出自を持ち優しく守ってくれる凪のことを姉として慕うようになる。現在は大人への恐怖心をほぼ克服しているが、初対面の大人には警戒心が強くなる。特に子供を利用しようとする大人に対する嫌悪感が強い。また、昔は凪を介してコミュニケーションをとることが多かったからか口下手気味である。
　UGNの理念の為というよりも、FHに対する恨みと仲間の為に力になることを行動原理としている。しかし、凪や他のチルドレン、任務で一緒になるエージェントで構成される閉じられた人間関係の中で過ごしているため、結局はUGNから与えられる命令に従って戦うのみとなっている。自分が普通の子どもとかけ離れた生活を送っていることに関してはまだあまり意識していない。
　数年前の任務中にヨハン・C・コードウェルと遭遇したが、実力不足から相手にされず、結果的に見逃される形となった。
　好きな食べ物は焼き魚と果物で、辛いものは苦手。
　コードネームはカラスの姿をとる戦いの三女神から。男なのに女神の名前を宛てられたのは少々複雑だが、凪のコードネームと似ていて姉弟の繋がりを感じることができるため割と気に入っているらしい。

凪コユイについて
　19歳の女性。シンドロームはオルクス/ノイマンのクロスブリード。伴と同じ研究の被害者で、伴を抱えて研究所から脱出した。しかし、その際に他の被害者たちを救うことができず見捨ててしまったことが負い目となっており、伴に研究所の事件の真相を話せずにいる。伴のことは同じ実験を生き延びた仲間であり守るべき弟のように思っている。
　面倒見の良い性格で、他のUGNチルドレンたちの訓練教官として活躍している。動物(特に鳥類)を扱うのが得意であり、その目を通して領域内の様々な出来事を見聞きすることができる。その情報収集能力や支援能力が高く評価されており、常に複数の任務が与えられている。多忙な彼女だが、時間を縫い鳥たちの目を通して伴の様子を見守っている。

セッション履歴