容姿・経歴・その他メモ

生まれながらのオーヴァード。
両親と妹には感染しなかったが、なぜか自分だけは生まれつきレネゲイドウィルスに感染していた。本人は自分に宿っている”モノ”を感じ、人前に出さないように抑え込めたので周りに気付かれることはなかった。
だが”モノ”は日に日に強くなり、自分の中に抑え込むには限界を感じていた。
これ以上ここにいると周りの人を、妹を巻き込んでしまう。稔莉は、独自にUGNという組織を独力で調べ接触し、周囲から自分という存在の記憶処理を行ってもらい、家族と距離を置き独り身（とは言いつつ自分の相棒を名乗る”モノ”が四六時中憑いてくるので五月蠅い方だとは本人談）の道を自ら選んだ。
現在はUGNイリーガルとして協力することで日銭を稼いでいる。

”モノ”…稔莉のウロボロスシンドロームが自我を持ったもの。Dロイス（傍らに立つ影）のアヴァター。稔莉のレネゲイドが増大するにつれて稔本人の意志を読み取り、稔莉の最も大事なものの声形を取りだした。稔莉にしか声は聞こえず、実体もない。（稔莉「私の声に妹の声を混ぜてちょっと似せている腹立たしい声」らしい。）しょっちゅう稔莉に語り掛けては体内に押し込まれる。
戦闘時は影に紛れるよう実体化するが自身に戦闘能力は無い。アヴァター本人曰く「ムカつかせる程度のしょぼい能力」であり、周囲のレネゲイドウィルスを触発させ自身に敵意を向けさせたり、体内組織を乱し自身の攻撃を通しやすく出来るらしい。

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