容姿・経歴・その他メモ

履歴

落ち着いていて大人びた雰囲気の優等生。
常に余裕たっぷりで、笑うか真剣な顔以外を見せることはめったに無い。

小さい頃に父の蔵で見つけた遺産と適合、オーヴァードとしての覚醒を果たすが
遺産の作用により喜怒哀楽のうち哀は完全に失われ怒もあまり表に出なくなったため
本人の大人びた気質と相まって大物っぽく見えるようになった。

そういった印象とは裏腹に楽しいことや気になる事には首を突っ込みたがる節があり、嗜虐的な一面も持ち合わせる。
感情の欠損を自覚して以来その原因や影響を追うため心理学に傾倒しはじめた。
結局その原因が遺産のせいであると分かった今でも、その知識は感情があるように人に合わせて振る舞ったり分析において役立っている。

本人はオーヴァードとしての身体能力こそ持つもののシンドローム能力を発揮することはあまりなく、
ウロボロスとしての影が全てを担当する。
この影は理恵に忠実に従うが命令のない時は自由意志を度々見せており、
理恵とは真逆で非常に怒りっぽい事から『ヒステリック』と名付けられた、二つ名もそれに由来する。
見た目としては影絵によって形作られた有角の悪魔といった具合で、緑眼と腕に纏った炎以外はのっぺりとした黒。
影でありキュマイラという事でしょっちゅうその身を変化させ、攻撃時に巨爪を持つ他にも叱られると物理的に縮こまるなど忠犬のような一面も見せる。

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