容姿・経歴・その他メモ

出自不明、自らのことを多く語らないが故に、謎の多い女性。
大学内で誰かと話すことはあまりなく、上辺だけの付き合いであることが多い故に、また謎が残る。
だが、そんな彼女が唯一心を許しているような素振りを見せるひと時。
それが、彼女の言う「親友」との時間だった。


普段は美しい花のように佇むが、いざ動き出せば待ったなし・容赦なし・自重なし、の恐るべきアクティブモンスターとなる。





「ギルは本来ならば、僕に護られるような存在ではないさ」
「けれど、それとこれとは話が別だろう？」
「バケモノと呼ばれても構わない、軽蔑されても構わない」
「彼が、ギルが、ギルガメッシュが無事に生きていける道を探すためならば」



「この命など、くれてやる！」



この手がどれだけ歪もうとも。この腕がどれだけ血に塗れようとも。
親友を無事に助け出すまでは、死ねない。
たとえそれが、自分の命を落とすことになると、分かっていても。
短い生の中で、彼女は足掻く。

足掻いた末に、彼女が見るものは。そして、彼女の言う「親友」が見るものとは、一体何なのか。


親友をも欺き、何でもない振りをして、その腕に銃を持つ。

＿＿ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

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