設定

･経歴
　とあるFHエージェントの一人娘。
　そのFHエージェントは病院に医者として潜み、実験体に使えそうな人間の仕入れを行ったり、時には殺人を行ったりしていた。しかし、娘には歪んだ形ではあるが愛情を持って接しており、いつか従属しても思える相手が現れる。その時に力となれるようにと実験や訓練を行い、オーヴァードしての能力を育成を受けてきた。
　
　そんな経緯でFHの中にいつつも家族の愛を受け育ってきたため、性格は一般的なFHよりも健常に育っていくこととなった。だがいつか従属してもいいと思える相手が現れる。という父の言葉は信じておらず、自分は自分のために、オーヴァードとして力を振るっていくのだと思っていた。

　その思いが変わったのが1年ほど前、まだウロボロスの能力にも目覚める前。
　いわゆるUGNクーデター事件の際、任務の際にとある少年と出会うこととなる。
　その少年を見た時に、心が震えたのだ。『ああ、この人こそ私が服従し、従うべき人だ』という思いに駆られたのだ。
　そしてその少年と刃を交えて確信を得て、UGNへと下ることとなる。
　その際の司法取引により、UGNエージェントとしてその少年がいる支部へ所属することとなった。
　その少年こそが東雲香久耶、その人である。
　
　その後はUGNのエージェントとして活動。実験の中で器が作られてたか否か、感染しやすい素養を持ち合わせていたからか、ウロボロスのシンドロームに覚醒。その力をさらに磨くこととなる。
　今の目的は主が目指すものへ至るための手助けをすること、主が侍を目指すのならば、そのための知識を取り入れ、教育するのが務めであると考えている。自分としてはもっと大きな存在になれると思ってるしなって欲しいと考えているが、本人がそれを望んでいないならと心に秘めている。

･オーヴァードとしての能力
　基本的には剣術一本で立ち回ってきたが、ウロボロスの能力の覚醒により大幅に変化。
　影の中から武器を出したり、コピーした能力により刀を強化して振るうようになったりしている。

　しかしその本質は剣術にあり、彼女の戦う術である。
　その術の総称を｜巴蛇絡截《はだらくせつ》と名付けて、体系化している。

　また、影に知覚を植え付ける能力を持っており、支部のあちこちに目と耳を持っている。

　コードネームは｜禍つ毒蛇《グングラル》、窮奇と呼ばれる悪神の別名、グングラルを採用している。これは父が付けたものらしい。

　コンボ名もそれに関連して中国の四凶関連にまとめている。

･彼女という個人
　彼女の本質は主人へ仕える剣であり従属する臣下の心、それと敵対者に振る舞う暴虐に愉悦する狂犬さである。
　それが故香久耶ファーストというべき行動原理を持っており、敵対者には容赦なく残虐に振る舞うことを常としている。だが本質は『臣下』であるが故、彼の心の一番になれるとは心の底では思っておらず、他の仲間ことを煽り、恋愛方面を加速させつつも、側室として寵愛を受けれればいいな、という願望を抱いている。

　主の願望が立派な侍になることであるが故、そのための知識を身に着けようとしていたり、彼に剣術の稽古をつけていたりする。
　また、勉強が苦手な主のために教育学の基礎を学んできており、学業のサポートも行ったりしている。だが稽古も勉強も若干スパルタ気味であるが、それは愛ゆえのこと、仕方ないよね（中の人）

　現在の彼女は表の職業もなく、完全にエージェント一本で動いている。
　その理由は彼女が元FHでありるということ。それと本人が東雲のそばを離れたくないという理由で支部に住むこととなった。
　
　『臣下』であるし、忠義者ではあるが、それはそれとして主のことを揶揄うのが好きで、定期的にちょっかいをかけることもしばしば。その裏には自分を女として見てくれないかなーという希望もあったりする。

基本情報

シナリオでの経歴

　未定　

一問一答

Q1：家族関係について教えてください
A1：母はわたくしを生んでお亡くなりに、父からは愛情と様々な教えを貰いました。それなりの情はありますが、今は敵の立場、生きているか、どこにいるかもわかりませんわね。

Q2：主についてどう思ってるか教えてください。
A2：主様は将来、きっと大きく偉大なお方になる方です。今は侍を目指しているとのことですので、そのためにわたくしの身も心も全て使ってお支えしたいと考えていますわ。

Q3：主への感情について教えてください
A3：ええ、まあ、お慕いしています。ですが、主様は将来大きくなるお方、わたくしはあくまで忠臣にしかなれません。側室としてご寵愛を頂けたらな、とは思っておりますが、それ以上は望みすぎというものです。
　いつか、主様が心から愛すお方ができ、側室も作らない、ということであれば、この思いは仕舞うしかありませんから。

Q4：同じ支部の仲間たちについて
A4：正室となる方の最有力候補ですね。
　あの淫魔…こほん、マナナンが正室になるのは物凄い癪ですが、彼女の愛は確かに本物ですので。主様が彼女を一番とするのなら、安心ではあります。…物凄い癪ですがね。
　支部長様に関しては…少々正室にするには不安定だとは感じております。
　ですが思いに関しては本物なのは感じ取れますので、精神的な不安が取り除けるかどうか、と言ったところですかね。

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