履歴
名前:鬼龍凶介
性別:男
年齢:21
職業:私立満足大学学生 理工学部 機械工学科
性格:クールで冷静
「満足するしかねえ」
「今出来ることをやれるだけやる……満足出来ねえなんてのはゴメンだ!」
◆設定
私立満足大学に通っている大学生。
ファッションセンスが絶望的なレベルで存在しないが、顔がいいので何とかなっている。……かもしれない。
クールな性格だが、決して無愛想ではなく人付き合いもいい。むしろ他人を引っ張っていくタイプ。しかし目標に向かって突き進むあまり暴走するところがたまにキズ。
口癖は"満足"。
とにかくなんでも満足するまでやってみるを人生の指針としている。結果満足出来たかどうかは関係なく、そこに至るまでの過程におけるいわばモチベーション確保の為のマインドのようなもの。
「どう足掻いても今出来ること、あるもので満足するしかない」と、欲深さは薄く、どちらかといえば割り切った考えの持ち主。
かつて世間を恐怖のドン底に叩き込んだ「警察本部庁舎連続爆破事件」の犯人を父に持つ。
郵便物として偽装された爆弾を各警察本部長宛てに送り付けるという手口で神奈川県警、奈良県警と爆破した後、三度目の和歌山県警は爆破未遂で現行犯逮捕。その後、獄中で死を遂げたとされている。
凶介は当時4歳。その後は根も葉もない噂でいじめの標的となるなど、一時期まで除け者扱いされてきた。
父のことは隠して過ごしている。
知られれば人間関係が破綻してしまうというのもあるが、それ以上に「父に対する侮蔑を聞きたくない」ため。
父親がこのような凶行に出たのはなにか理由があるはず。
ただの恨みなら自分諸共自爆覚悟でやればいいだけ、なのに計画的に連続で爆破を繰り返していた。
明らかに何かの計画の元で爆破に及んでいる。
何かに対して徹底的な反抗をしようとしていた……。親父のことを知れば知るほど、凶介にはそうとしか思えなかった。
「ヒィヤハハハハハハハハハハハハ!フハハヒヒヒヒヒククククホホハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
パレスに入ると現実世界では何かの枷でもつけていたかのように性格が完全に豹変する。
テンションは狂い、言葉使いも荒れる。
満足においてはこちらも変わらない……が、やはり現実世界以上に過激さが伴う。
満ち足りるまで欲深く執拗に暴れ笑い怒る。
その"何も持たないがゆえの無敵"にも近しい様相で暴れ回る様をもって、彼のことを知る者は無手札無敵と呼んでいる。
いつしかペルソナ使い達の間ではその噂が広まっている……らしい。
「契約したのさ!」
「地獄の王と……魂と引き換えの取引をなァ!!」
父のことを知る者……神奈川県警本部長の「榊原 薔薇酒」によって命を狙われた時、ペルソナの力に覚醒する。
満足を求める心。
飢えていた、乾いていた。
父が凶行に走った理由を、そうまでしてでもやりたかったものはなんだったのかを。
それが"現代社会のどうしようもない歪み、腐敗への反逆"だったことを、今まさに自分を殺そうとしている者から悟った時、地獄の業火が如き忘我の憤りが彼の中から噴き出した。
その仄暗い炎を、生きてきた中で感じていた不満足感を、やり場のない反抗心を、何気ない満足という言葉で取り繕っていたことを認めた時、吹き荒れる炎は一瞬にして氷結獄界の冷気に変わった。
「貫き穿て!〝トリシューラ〟ァ!!」
◆ペルソナ
ペルソナ名:トリシューラ
ペルソナタイプ:独立型
その身から全てを凍てつかせる瘴気を放つ、三ツ首の龍。
主の狂暴な言動に反して冷徹な振る舞いを見せる。それぞれの首に意思はあるようだが、敵対者に対してはどの首も獰猛な戦意を見せる。