ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

永宮 智恵 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

永宮 智恵ながみや ちえ

プレイヤー:エル

年齢
性別
星座
身長
体重
血液型
ワークス
カヴァー
ブリード
シンドローム
HP最大値
20
常備化ポイント
0
財産ポイント
0
行動値
0
戦闘移動
5
全力移動
10

経験点

消費
+150
未使用
289
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自
経験 ヒーローネーム:セラフィム(熾天使。最上位の天使)  ヴィジランテとしてのコードネーム:アンテノル(ギリシャ神話・トロイア戦争における裏切者。王の助言者だった)
邂逅
覚醒 侵蝕値
衝動 侵蝕値
侵蝕率基本値0

能力値

肉体0 感覚0 精神0 社会0
シンドローム×2 シンドローム×2 シンドローム×2 シンドローム×2
ワークス ワークス ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC 交渉
回避 知覚 意志 調達

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化

コンボ

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 -9 0 0 0 -9 289/280
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

▼時系列
17年前 哲、智恵に命を救われる 同時に助手(後に言うサイドキック)に強引に指名される
     子供が生まれるまで数多くの戦場に身を投じ、ヒーローとして活動し続ける
     →約半年後、交際開始
14年前 結婚
13年前 秀が誕生する
11年前 卓が誕生する
10年前 UGN発足 夫婦揃ってヒーローとして認可される
     間もなくギルドの一部門を壊滅に追いやり、華々しい戦績を残す
 8年前 孤児院を建てるキッカケとなった子供、優芽の保護
     半年以上の時間をかけ協会やUGNに孤児院設立のための資金提供を訴えるが、ギルド等からの妨害により頓挫
     交渉のあいだ子供を保護するために借りていた家屋をそのまま私営の孤児院にする
 7年前 孤児院の資金がすぐに底をつく
     智恵、同士を募るためにヒーロー活動(特に救助)に本腰を入れ始める
     (哲は孤児院内部に主軸を置いていた)
     その過程で何人かのオーヴァードの救助が間に合わずにジャーム化
     結果、メディアに失敗を大々的に放送される、孤児院とヴィランとの癒着をでっち上げられる等の被害に遭う
     →約半年後、世論によるヒーローライセンス剥奪
          孤児院存続を最優先目標に設定し、賞金稼ぎに
 6年前 哲がメディアに流れ込んだギルドのスパイの存在を察知
     ただしメディアとは断絶している上、孤児院保護を最優先としたため積極的に関与せず
 5年前 独自ルートから高額依頼が届く(永宮夫妻視点では推測に留まり特定には至らなかったが、ギルドによるもの)
     結果、遺産と接触 智恵が適合、後に「銀」と呼ばれる
     智恵32歳、哲37歳
     秀(享年8)の遺体は確認できたものの、卓は行方不明に
     →事件後間もなく、哲はウロボロスを手術により発症
 3年前 哲、謀略の牢獄に関する情報を掴む 強制契約
 2年前 ジャーム化した卓を発見 哲が討伐

▼家族になるまで
17年前。
当時、智恵は20歳、哲は25歳。
哲がジャームに背を切り裂かれたそのとき、彼の悲鳴に応じて彼女は現れた。

「任せなさい!やられっぱなしなんて認めないんだから!」

大言壮語を吐くのは簡単だ。
智恵は、哲の支援がひどく頼もしく感じた。
心のなかで(ああ、一人じゃないって良いな)と当たり前のことをこぼした。

──これは、ヴィランズイヤーの幕が切って落とされた時期の話。
智恵は両親を失って、悲しみに暮れていた。
誰よりも人懐っこい彼女は、人一倍の寂しがりでもあったから、命の恩人として純粋に慕ってくれた哲のことを心の支えとして手放したくなかったのだ。

お互いを恩人として尊重し続けた二人は3年の歳月を経て結婚した後、間もなく子どもを授かる。
「守れるのか?ヴィランが跋扈する中で……」
「ううん。守るんだよ。私とアナタなら、出来るでしょ?
 それに、人生他人任せじゃもったいないよ!」
眩しいほどの笑顔で断言した智恵のその言葉を、哲はまだ覚えている──。

▼孤児院を建てるまで
UGNが発足するより少し前の話。育児の負担から多少持ち直して智恵がヒーロー活動を再開しはじめた頃。
とある子供が傷だらけで倒れていた。
名もなき少女が最初に智恵に言った言葉は、「食べ物をください」。
これはご飯もあげなきゃいけないし怪我も手当てしなきゃいけない、と智恵は家に少女を連れて帰ってきた。
まだまだ幼い子供二人の面倒を見ていた哲は頭を抱える。
「秀と卓はどうするんだ?」
「流石に二人だけにはできないものね。大丈夫、私もちゃんと家にいるわ。
 その代わり、お願い。私、助かる命も助からないなんて嫌なの」
結局、哲は智恵の善性を前に根負けし、本人から孤児だという確認も取れたので良い引き取り手が見つかるまでの間だけ面倒を見ることにした。

──名もなき少女に「優芽ゆめ」という名前をつけ、面倒を見ること暫く。
彼女はいわゆる物乞いビジネスの駒であると、智恵が気づいた。
優芽は助けて拾ってくれた智恵には少しだけ心を開き、正直に自分の身柄のことを話したのだ。
「ねえ、アナタ。自分から逃げ出す手段のない子供たちはきっと、大勢いるんだわ。
 私たちで孤児院を建てないと」
「僕は君の正しさを疑ったことはないけれど……君自身が追い詰められたら救えるものも救えない。
 そこはいつも心配しているんだ。自分で全部抱え込まなきゃいけない理由なんて──」
「私たちだけでやろうなんて誰も言ってないじゃない。他のヒーローにも協力してもらえないか声をかけてみるわ。
 あと、救助活動に力を入れるのも良いかもしれない。正真正銘の実績になるし、恩返しまで期待できるかもよ?ふふ」

しかし永宮夫妻はギルドに大きな損害を与えた部隊の中核メンバー(智恵に至っては指揮官である)であり、この時点で相当な恨みを買っていた。
ヒーローという役職とは関係なく──メディアを然程気にすることなく──自分たちなりの正義を貫き続けて来た彼らの時代は、呆気なく終わる。

▼ヴィジランテへの転落
そうしてヒーロー活動を続けていた永宮夫妻に待っていたのは、ギルドからの徹底的な報復だった。
放送局に大量のスパイが流れ込み、内部では賄賂が横行した。
誰がギルドの息がかかった人間で、誰が潔白な人間か割り出すのは大変な作業で……結論、汚職に手を染めた人間を掃討するよりも、ヒーローライセンスを剥奪される方が早かった。

スパイの対処に主立って対応したのは哲だ。
哲が智恵の潔白を証明し続ける傍ら、智恵はレスキュー活動に専心することで賛同者を募ろうと焦った。
けれど、智恵の救助が間に合わずにジャーム化した人間が出てしまった。
ギルドはこれ幸いと偏向報道し続けた。
「永宮智恵、ヴィランに違法薬物を提供。ヴィランが暴走し、死者数は100名以上と見られ──」
薬物も死者数も何もかもが嘘だったが、何の関係もない人間が現場の映像だけ見れば「そう」と信じられるものだった。
智恵は確かに相手に手を差し伸べたし、ジャーム化したその人が周囲の人間を殺して回ったのも事実ではあったから。
その後、智恵がジャームを殺して、ジャームを知らなかったが故に涙を流したのは、後々話を聞いた哲を除いては誰も記憶することなく終わった。

孤児院の件も槍玉に上がる。
元々ヴィランに利用されていた子供が多かった孤児院は、ヴィランとの癒着の疑いをかけられた。
もちろん何の根拠もなしにギルドがでっち上げた嫌疑だ。
けれど智恵の失敗が報道された直後の話だったから、誰も根拠など無くとも「どうせ癒着しているだろう」と決めつけた。

半年もかからず、永宮夫妻はヴィランだと世間に後ろ指を指される立場になった。
ヒーローライセンスは放送局内のスパイの手で剥奪されたが、それを咎める者は誰もいない。
後に彼らは「ギルドを内部に招いた裏切者ダブルクロス」としての記録のみが残され、ギルドを壊滅に追いやった作戦記録──ノウハウとも言い換えられるもの──や、その他の功績は全て抹消された。
ギルドとしては当然に、自分たちを脅かす手段をヒーローに学習されては困るのだ。

その後の生活は苦しいものだった。
孤児院を運営するとなれば、どうしても巨額の賞金首を狙うしかなかった。
UGNの中で存在を全て抹消されても、ヴィランに顔は割れている。

「あはは。まあ、なるようにしかならないって。
 子どもたちをお願いね?」

……もう智恵の笑顔は貼り付けただけのものになっていた。
同時に彼女はどんどん単独行動を好むようになっていった。
潜入に都合が良かったのは確実にあるだろうが、それは「ターゲットを仕留めれば後のことは考えなくていい」という暗殺者の思考で──いつしか、哲と秀が揃って智恵の作戦に反対するのがお約束にさえなっていた。

必死だった。余裕がなかった。
終わらない戦いだということも理解していた。
極度の疲労で鈍った判断力が、「相手は人間ではないのだから大丈夫だろう」という安直な決定を下してしまった。
旦那と子どもは必死で反対したのに。

「ごめんなさい。アナタは生きてね」

履歴

▼基本データ
一人称:私(場面問わず共通)
二人称:きみ/(旦那に対してのみ)あなた ※目上に対しては常にコードネーム+さんor上官
三人称:彼・彼女/(子供、もしくは親しい年下に対して)あの子

▼智恵の性格/考え方の変遷
〇性格(どの時期でも共通)
聡明でありながら、犠牲になろうとしている人を見捨てられない。
考えを巡らすより先に体が動くタイプ。
善意は善意で返ってくるもの、という前提で動く。良い環境においてはそれで円滑に事が進むが、ヴィジランテに転落してからは彼女自身を傷つける呪いになった。
また、外交的(悪く言えばワンマン経営を地で行くタイプ)でもあり交渉や指揮を率先して行う。

〇レネゲイド解放直後
間もなく親を喪ったショックと情報の錯綜から「目の前にあるものだけを信じる」というルールを自身に設ける。
どんなに評判の悪い人物でも自分の目で確かめるまでは、その評判を信用することはなかった。
経験を積むと同時に情報戦のノウハウを蓄えていくと様々な角度から人を評価できるようになっていくが、晩年は疲弊により無意識ながらこのルールに無意識に縛られてしまう。

〇UGN設立直後
明朗快活、外交的、それでいて最も負担の大きい役割を進んで請け負う彼女にとっての黄金期。
地元での活躍が評価され指揮官にまで抜擢されたことで調子に乗るのではなく、あくまで地域を守ることの延長としてUGNや政府から依頼を受けており、何事に対しても一歩引いた目線で見ることができていた。
ただしレネゲイド解放直後から覚醒し地元で戦い続けて来たということもあり、この頃から既にメディアの重要性は軽んじていた節がある。

〇ヴィジランテに転落してから
救助活動に対する不当な評価と孤児院の子供たちに十分な衣食住が提供できないことから、かつては「気骨ある」と評されていたものが悪い方向へ転じ、「頑固で困る」と旦那と子どもに言われるようになってしまうほどに精神を病みはじめる。
高額の賞金首を狩るにあたって彼女が考えるのは精々孤児院を巻き込まないための手段ぐらいのもの。
彼女の喪失が孤児院に及ぼす影響は勘定に入れていなかった。
晩年は敵対勢力の増加、家(孤児院)に滞在できる時間の短さ、侵蝕率が下がらないなどの要因も重なり、「機械的にヴィランを殺している」と思われるレベルにまで憔悴していた。

▼永宮 秀(享年8)
シンドローム:ノイマン(+智恵のシンドローム)
覚醒:生誕
衝動:嫌悪

智恵に似た性格の長子。
ノイマンであるため並の大人を凌駕する知能を持ち、両親に助言する場面も多かった。
射撃による支援を得手とする。(カウンター、支援射撃など。データ的にはサブアタッカー)

明るく利発、それでいて聡明。
ただし母ほど理想には傾いておらず、孤児院の子供含む身内に心血を注ぐ父の方針に始めから賛同していた。
父が孤児院の警護を統括する傍ら、秀が内部の揉め事の対処や家事を担当するというざっくりとした分担がされていた。
(オーヴァードとしての能力は優秀であったが、やむを得ない場合を除きヴィランとの交戦は心配性の父から禁止されていたため)

最期まで卓と共に孤児院を守護し、死亡。
母に憧れたのか、それとも以前から燻っていた最前線で戦いたいという願望に突き動かされたのか、陣形の先頭に立っていたようだ。
遺体の損壊が最も激しく、父の手で丁寧に全身をかき集められたうえで埋葬されている。

▼永宮 卓(享年6/ジャームとして3年間徘徊)
シンドローム:ソラリス
覚醒:生誕
衝動:恐怖

哲に似た性格の次男。
優しく心配性。恐怖衝動で動けなくなることをしばしば父親から心配されていた。
能力は回復・蘇生に特化。(ヨモツヘグリ、迸る生命、奇跡の雫など)

当然ながら秀とは異なり、普通の子供として育てられ、管理等を任されることはなかった。
それが見捨てられるのではないか、と恐怖衝動を煽っていたようだ。
外交的な智恵に徹頭徹尾ついていくのではなく、家(孤児院)の内側に哲が籠りがちになったのは卓の心理面を案じたというのが大きい。

最後まで孤児院全員の蘇生を試みるも、侵蝕に耐えられずジャーム化。卓だけが生き残る。
遺体の山を見て、恐怖のあまり逃亡。
行く先々でも延々と逃げるのみで特別の脅威にはならず長期間生存していたが、最終的には父親に捕捉される。

──最期の会話は。
「かあさん、こわい とうさん、どうして」
「こわいよう いたいよう」
「やめて」
「とうさん なかないで」
「ぼくの なにが いけなかったの」
「すてないで」

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
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