ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

楽一 桜閣 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

天空の捕食者デザイアグラトニー楽一 桜閣らくいち おうかく

プレイヤー:瀬戸

ひえ~、これ全部食べちゃっていいんですか?

年齢
17
性別
星座
乙女座
身長
175
体重
血液型
O型
ワークス
UGNチルドレンA
カヴァー
高校生
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ブラム=ストーカー
キュマイラ
HP最大値
41
常備化ポイント
2
財産ポイント
2
行動値
5
戦闘移動
10
全力移動
20

経験点

消費
+100
未使用
155
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 父さんと母さん?普通の人だよ。
安定した家庭
経験 食べてみたくてつい殺しちゃった。
殺傷
邂逅 アンタがいるから、オレはオレでいられる!
親族
覚醒 侵蝕値 あの日、彼女がオレに力を与えた。
感染 14
衝動 侵蝕値 血がほしい。喰いたい。足りない。もっと!
吸血 17
侵蝕率基本値31

能力値

肉体10 感覚2 精神1 社会1
シンドローム1+3 シンドローム2+0 シンドローム1+0 シンドローム0+1
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長5 成長0 成長0 成長
その他修正 その他修正0 その他修正 その他修正
白兵2 射撃 RC1 交渉
回避1 知覚 意志 調達
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 吸血鬼 赤き聖餐を取得
親戚 楽一倫太郎 尊敬 大好きな叔父さん!

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト:ブラム=ストーカー 3 メジャーアクション シンドローム 自身 至近
赤き聖餐 1 セットアッププロセス 自動成功 単体 至近 3 Dロイス
戦闘不能状態を回復し、HPを[Lv*5]点回復 1シーン1回

コンボ

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
50 0 25 0 0 75 155/230
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

0-5960-7980-99100-129130-159160-199200-239240-299300-
ダイス+0+1+2+3+4+5+6+7+8
Efct.Lv+0+0+0+1+1+2+2+2+2

容姿・経歴・その他メモ

髪|赤
目|白
一人称|オレ


「そうだ、食べちゃいましょう。コレ」
「ん~。オレはそう思いませんが……、あれ?そっかぁ、女の子でオレっていうのは良くないんですか?」
「ぐちゃぐちゃにして~、めちゃくちゃにして~、粉々にして、それでおしまい♪……いただきます」

食べるのが大好き。特に人間の血や肉が好きだが、表立って言えることではないので普段は大人しくしている。
対オーヴァードの時は容赦なく巨大な鋏(赫き剣)で腕を切り落として食べる。
捕食シーンを極力知り合いに見られたくないので、よく翼を生やして空を飛びながら食べている。
キュマイラなので体系維持で常に細身長身。ぱっと見男に見えなくもない。

異端の怪物

フォークとナイフを手に取って、机にぐったりと顔を預けた。
腹が減って仕方ない。いわゆる、燃費が悪い身体というやつで、生まれた時から何か口に含んでいないと気が済まないのだ。
不満を訴えるようにちょっと力を入れれば、両手に握ったフォークとナイフが曲がってしまった。
いけない、いけない……。叔父が怒ることは無いだろうけど、極力迷惑をかけたくはなかった。

今は両親の元を離れて、叔父の家で暮らしている。
獲物を捕食するために狩りをしていたら、UGNとかいう良く分からない組織に目を付けられて、やむを得ず家が近い叔父の家に転がり込んだ為だ。
料理人である叔父が振舞ってくれる料理はいつも頬が蕩けそうな程に美味しかった。
だから別に、今の暮らしに不自由を感じたことは無い。
敵は情報を吐かせれば食べていいって言われてるし、故郷では異質がられてた異能の力に怯えられることも無い。

「倫太郎さん、今日のごはんはなに?」

生まれつき舌ったらずな話し方しかできないオレを、笑う事も怒る事もない叔父が大好きだ。
椅子に座って行儀悪く足をばたつかせて催促すれば、いつも通り笑っている叔父がテーブルにひかれた布の上に皿を置く。

「今日はステーキだよ。良い肉が手に入ったからね」

程よく焦げ目がついた肉と、匂い消しに使われている香草が鼻を抜けていく。
ご機嫌に顔を跳ね上げて、口の中に溢れた唾液を嚥下する。プレートに乗った肉は、量は多くはないがその質の良さは匂いでもはっきり分かる。

「ああ、美味しそう……。いただきます」

ナイフで肉を切り分ける。嗚呼、いつも狩る獲物のような切り心地だ。
一口大に切ったそれを、口の中に放り込む。
噛めば肉汁が溢れ、柔らかくなるように調理された肉の繊維が舌の上で解ける。すこし塩っぽい味と、香草、胡椒の刺激が口の中を満たす。
ゆっくり飲み込んで、恍惚とした吐息を漏らせば、叔父は小さく笑う。

「全く、桜閣はいつも美味しそうに食べてくれるなあ。作り甲斐があるよ」
「だって、本当に美味しいんだもの!」

そう。こんなの叔父の前でしか見せられない。
──だって、人の肉が美味しいだなんて、理解してもらえる訳が無いのだから。

かの天使の名を


【回想】

この異能の力に目覚めたのは、よく秘密基地と称して友人と集まっていた廃教会で、ひとり寂しく遊んでいた時のことである。
その日はたまたま、友人たちがやれ「塾にいかなくちゃ」だの、「家の手伝いをしなきゃ」だのと言って皆帰ってしまった。正直、まあ、その日に限ってはそれで良かったなあと思うのだけれど。
オレと彼女がその日出会わなければ、オレはきっと異形オーヴァードになることなんてなかったのだろう。
それは結果論であり、常に危険と隣り合わせのこの世界では、結局のところ時間の問題だったのかもしれない。今となってはどうでも良いことである。

さび付いた扉を一人で開ける。
肌を撫でるひんやりとした空気に身震いしながら、目を凝らした先に彼女はいた。
透ける新緑の長い髪。傷だらけの白い肌。頭にかかる白い輪。……白い異形の翼。

崩れ落ちそうな廃教会の、唯一形を保ったままのステンドグラスの前で、祈るように手を組んで地面に転がっていた彼女は、子供のオレにとってそう、絵本から飛び出してきた天使のように見えた。
片翼が捥ぎ取られた彼女は、傷だらけなのにとても美しかった。

「天使……?」

オレの声に反応するように彼女は眼を開ける。
金とも、黄色ともいえるような、しかし光をよく映す瞳だと思った。
彼女はオレを一目捉えて、目を見張りながら一言つぶやく。

「──ウリエル?」

鈴を転がすような、しかしどこか遠く、凛とした印象を抱く声だった。

「ウリエル? 違うよ。オレは桜閣だよ」
「いいえ、いいえ……。嗚呼、ウリエルだわ。こんな、こんなのって……」

傷だらけの体で地面を這いながら、彼女は何度もうわ言を繰り返す。

「お姉さん、誰?」

問いに答えはなく、彼女はオレの元までたどり着く。
白魚のような細くて白い指が、生まれつき白くて血色のない僕の肌に触れた。
傷口から滴る血液の芳醇な香りを、白く柔い指の感触を、冷えていく彼女の体温と共に味わいながら、オレは彼女の手を受け入れる。

「……オレ、ウリエルじゃないんだけど」

オレの体温で暖かくなっていく彼女の手に擦り寄りながら、否定の言葉を紡ぐ。
しかしなんというか、彼女とオレは初対面であるにも関わらず、オレの中には妙な安心感と既視感があった。

──そうだ、まるで過去にもこんなことがあったような……

「『ウリエル』」

燃えている教会。
肌を焼くような熱。
切り傷から滴る血液が刃に姿を変える。
見たことのないような場所で、死んでいく彼女の姿をオレは観ていた
オレと、彼女と、奥に佇むシスター服の女。
武器を構えたオレと、シスター服の女は、刃を交える。

『どうしてですか。ウリエル……いえ、桜閣
『アンタが姉さんを、兄さんを殺すから。だからオレも同じことをしようとしているだけさ』
『嗚呼、なんと愚かなのでしょう』
『愚かなのはどちらだい? シスター・レイチェル』

ぐらりと揺れた視界に驚いて頭を抱える。
今のは一体何だ?

「見えた? ウリエル」

目の前の女は小さく笑った。傷だらけの腕で、オレの体を抱きしめながら。

「説明してあげたいけれど、時間がないの。テンペストの奴らがまた私たちを殺してしまう前に、貴女の力を目覚めさせなくちゃ……」
「……また?」
「私からは何も。ジブリールもミカエルも、どこかで貴女のように生きているはずだから、詳しいことは彼らに聞いて頂戴」

話が大きすぎて何が何だか全くわからない。
そもそも、ジブリールもミカエルも一体誰だというんだ。
まあでも、彼女がそう言うのであれば、きっとそうなのだろうと思う。……どうしてそう思うのかはわからないけれど。

「UGNという施設の人に出会ったら、とりあえずおとなしく従って。彼らは貴女を助けてくれるはずだから」
「ゆー……何?」
「今はわからなくてもいいの。忘れていてもいい。時が来たら思い出して」

彼女は、自分でその形の良い唇を嚙み切った。
つぷりと薄い皮膚を割いてあふれた液体が、彼女の唇を赤く染めていく。
それは清純なイメージを持つ天使とは真逆の淫靡さをしていて、思わず硬直したオレの肩を掴んで彼女は鬱蒼と微笑んだ。

「大丈夫、これでまた──」

【回想終了】

[※削除済み]

「天使創造計画?」
「嗚呼、そうだ。うん。オーヴァードの力を最大限利用して、現代に天使を復活させようってそういう感じの、約20年前から計画されている馬鹿げた話ね」

紅茶をテーブルに置いて、少女の姿をしたそれは指をパチンと鳴らした。
すると背後に控えていた従者が資料を机に落とす。
乱雑に落とされた資料は、数枚床に散らばっていく。
苦言を呈するように眉を顰めれば、彼女は肩を竦める。別に何かを思っているわけではないらしい。

「元はテンペストによって計画されたんだと。いや、まあ、あの組織ならそれくらいやっても可笑しくはないだろう?」

資料に目を通す。
生まれたばかりの子供にレネゲイドウイルスを投与。これは成功個体の報告が1件。未覚醒の個体の情報が1件。
ヒューマンのレネゲイドビーイングを捕獲して、育成。これに関しては成功例が数件。うち、生存が確認されている成功個体が2体。
彼らにはそれぞれコードネームが与えらえた。
ミカエル、ラファエル、ジブリール、ウリエル。

「──実験は失敗したんだ。数年前にね」
「それは、どうして」
「彼らを抑えられる力が無くなったから。計画責任者のシスター・レイチェルが殺されてしまったからね」

バインダーが机に投げられた。
一回転して僕の前に滑ってきたそれには、数枚の紙と写真がクリップで留められていた。
金髪に紺色の瞳を持つ若い女性だ。

「彼女が……シスター・レイチェル……」
「」

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