容姿

幼少期にオーヴァードの目を移植する手術をされ、元の目は取り除かれている。手術自体は成功したが、あまりの違和感に何度も何度も目を搔きむしったところ眼球は抉られ、周りも傷だらけで変形してしまった。
完全体のオーヴァードならば完治する程度のものではあったが、彼女の遺伝子は書き換えられている途中であり修復不可能な部分はそのまま傷跡として残った。
そのことに対してコンプレックスを持っており、目の周りは常に隠している。
ただの布に見える目隠しは、実は伸縮性のかなり機械であり、彼女の視界は補佐されており目元が覆われてはいるが視覚に問題はない。
コルセットピアスや染髪は、本人の趣味ではなく「彼」の趣味で、本人が意識を失っている間に勝手に行われた。

性格

基本的に引っ込み思案で、人見知りをするタイプ。イエスマン気味なところがあり、強く頼まれると断れない。
友達は少なく、唯一気が許せる友人は楓香（PC2）くらいしかいない。
普段の口数は少なめだが、楓香の前ではわりとよく喋る。
読書が好きで、よく本の引用をする。本の虫。
最近のお気に入りは、森博嗣の四季シリーズ。
情報の多くを読書か楓香から得るため、知識体系の歪みが激しい。
UGNに対して強い忠誠心を抱いており、命令に背くことは一切ない。

カヴァー

バニー喫茶BAR「ばにぃ♡が～る」の人気No.1バニー店員。源氏名は「もん」。
いかつくミステリアスな見た目とは裏腹に控えめな性格がギャップ萌えとして固定の太客が後を絶えない。
ことの発端は「体験入店だけでもいいから」としつこい路上スカウトを断り切れなかった為。
ある程度お茶を濁したらやめよう…と思っていたところ、変に人気が出てしまい、常連客に「もんちゃんが辞めたら俺は死ぬ！」と号泣されやめるにやめれなくなる。
ズルズルと続けた結果さらに本指名の常連客が増え、気づいたらNo.1になっていた。

幼少期

ギルド（上級p130）に所属していた犯罪組織の戦闘用末端構成員だった。
組織のリーダーはレネゲイドの研究に関心を抱いており、「オーヴァードの肉体を移植すれば通常の人間でも覚醒するのか。また、もしするのならばどの部位が最も発現しやすいのか」という実験を研究員に行わせた。
何十人もの人間が実験され、花挽は「眼球」担当の素体であった。
幸運か不幸かは分からないが、その際にオーヴァードとして覚醒し、奴隷から組織の戦闘構成員に格上げされた。
しかし人を殺したことは（少なくとも彼女は）なく、その為に組織内で昇格することはなかった。
ある日この犯罪組織の存在に気付いたUGNにより組織は殲滅され、花挽はUGNに引き取られた。
常々自分の存在意義に疑問を呈していた花挽であったが、引き取られた際に初めて親切にしてくれたUGNエージェントに心動かされ、以後UGNに対して強い忠誠心を抱くエージェントとなった。

台詞

「『闇があるから光がある。そして闇から出てきた人こそ、一番本当に光の有難さが分かるんだ。』小林多喜二もそう言っている。闇ばかりいる貴方にはきっと一生理解不能。」
「私がUGNにいる理由、金銭的問題であることを否定。『不幸のほとんどは、金でかたづけられる。』つまり、片づけられないこと、対偶。これが理由。」
「『エウ・ゼーン』ーー私の信条。」

おまけ

オムライスにケチャップをかける時の決まり文句

「アナタの心、挽いちゃうぞ♡（棒読み）」
コール：『もんちゃんビリーブ！俺は挽き肉！だからお願い直筆プリーズ！』

「もんで、もんもんさせてあげる♡（棒読み）」
コール：『悶々しちゃう！ピョンピョンしちゃう！俺の心はどんどん混沌！』

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