容姿・経歴・その他メモ

髪

紫

瞳

青と灰色のツートン

肌

「アタシの名前？西園寺よ、西園寺鳳。気軽に話しかけてくれて構わないわよ。よろしくね？」

「アナタは運命って信じてる？アタシは好きよ、ロマンチズムで。ポジティブな事にだけど、ね。」
「『何がどう』とか『何をするべきか』、なんて好きに決めればいいのよ。周りがどうあっても自分は自分でしかないのだから。
　　────世界に貴方がいるんじゃない。貴方がこの世界を見ているのよ。」

誕生日　　：不明
好きな物　：色恋話・美しい物（在り方の話）・世話焼き
嫌いな物　：縛られる事・諦め
一人称：アタシ・私　二人称：アナタ・貴方・アンタ・〇〇（名前）
imagesong ：『ワールズエンド・ダンスホール』『エンヴィキャットウォーク』

■経歴
都内外れのオンボロアパートの大家さん、自分も住んでいる。
２０～３０代ほどの見た目であるが年齢不詳で問いかけてもうまくはぐらかされる。職業不詳でありながら金銭に困っている様子はなく、かたや占い師、かたや何でも屋、不思議な人脈を持つことから挙句の果てには政府関係者なんて噂もある謎多き人物。
その実ＵＧＮエージェントとしての籍を持っており、有事の際には自身で付けたコードネームである《セブンス・ラブ》として活動する。
ＵＧＮエージェントとしての活動歴が長いわけではないがレネゲイドに関する扱い・知識、そしてその力量は歴戦のそれであり、その経歴とは不釣り合いなほどに卓越している。
その理由としてＵＧＮエージェントとして活動する以前はＦＨに籍を置いていたことがあるのだが、それを知る物はＵＧＮ内でも一部の人間に限ると少ない。
通常ＦＨよりＵＧＮへと移り変わるエージェント自体は珍しくなく、またそこまで秘匿される事はほとんどないが、彼の場合ＦＨの中でも最上位エージェントに位置する“マスターレイス”の候補者であった為、混乱を招くとされ秘匿されている。
現在の西園寺 鳳という名はＵＧＮに移ってからの物であり、ＦＨ時代、彼の本名は『ローク・セマルグル』という名である。
その動向・詳しい素性に関しては記録はなく、また彼自身話そうとしないため一切の謎に包まれている。
経歴としてただ残る一つの事実は、彼がアルフレッド・Ｊ・コードウェルより力持つものとマスターレイスの称号を与えられるほどの能力者であった事と、それを断り今はＵＧＮのエージェントとしてその籍を置いている事である。


■人物
気さくかつ気配りのできるムードメーカー的存在。れっきとした男性であるが誰に対してもフランクなオネェ口調で話し、本人曰く「嗜好は少し女性的」との事。
ぱっと見は楽観的でマイペースな性格でありながら表には出さないものの現実的・冷徹な目線もきちんと持っており、胆力・寛容力共に大人な人物。
俗にいう大物感を持っており、上記の通り経歴としては謎な面が多いがこういった性格故アパートの住民など彼を知る物からの人望は厚い。本人は「そういうの柄じゃないのだけれどね」といいながらも他人への世話焼きを好むなど言った面もその理由の１つとなる。
そんな彼であるが唯一縛られる事は嫌い、常に自身を中心に据えて行動をする。これは他人より自分が上というわけではなく、『自分が何を成すかは自分が決めるもの』という考え方からくるものであり、彼が芯の通った人物である事を現している。周りがどうであっても自分は自分というある種傲慢にも見える考え方であるが彼自身それは理解しており、「時には残酷になるのかもしれないけど、それがアタシという人間なのよ。誰かが誰かであるように、自分は自分。それは変えられないわ。」と評している。

好む物は『美しい物』であり、これは見た目なども含めるがどちらかというと在り方の話。その存在・人間の在り方が美しいと感じた物に関しては大切に扱い、逆に見た目はきれいでもその在り方が醜いものに対しては嫌悪を示す。
またその雰囲気からか子供や動物によく好かれる。家には７羽の鳥と３匹の猫を飼っており、彼自身も好ましく思っている。


■能力
オルクス・バロール・ソラリスのトライブリードであり、主に空間に干渉する領域操作を起点とした能力を扱う。
単純な肉体スペックも非常に高く、能力を使用しない状態で置いても一流のオーヴァード相手に防戦であれば成立できるほど。
空間能力に関しては現存する領域使いの中でも最高峰の物を持っており、空間転移等は行えないものの、掌握という面においては３本の指に入ると述べるものもいる。
領域そのものを司るオルクス、重力操作により緻密な領域操作を可能とさせるバロール、領域内の原子に介在させる自身の生成物質を作るソラリス。
それらを合わせ展開される彼の領域は設定された７点内の領域において、『原子単位で領域内全ての物を操作する』という物であり、あらゆる物質の分解・結合、空間そのものの圧縮・断裂など物理法則の無視した操作も可能と文字通りの“彼の世界”とも言える。
ただし原子レベルに介入する緻密な能力の上、操作する事象を大きくすればするほどに処理する情報量も莫大に増幅するため、能力の最大使用は行わず、基本的な能力使用も展開した領域内であらかじめ設定しておいた領域操作を行う形にしている。
（例えるなら能力の効果（切断・圧縮等）を数式とし、それを予め作っておき領域展開後、範囲や対象などの数値を代入して領域操作をするというイメージ。起こす事象の基本をあらかじめ作っておくため全てを操作する程の精密性は必要なくなるが、それ故に大きな事象や緻密な領域操作はこれでは行えない。）


■コードネーム
《セブンス・ラブ》：彼がＵＧＮに来た際に自身で命名したコードネーム。「あんまりおどろおどろしい物は嫌ね、折角名乗るのだから、聞いてて解りやすい物でないと。」との事。
本名である『ローク・セマルグル』がロシア語であることや、領域操作において７という数を起点にしたものが多いことから彼の能力はとある神話を元にしたものと推測されるが、真実は定かではない。

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