容姿・経歴・その他メモ

白髪で白衣とガスマスクを身につけた女性。研究と不治の病に罹った妹を何者よりも愛している。ただ…

医療分野にて活動し、自身の学派も持っているその道では著名な人物。また、慈善事業の活動も積極的にしており、国を跨いで様々な土地で活動を行っている。特に紛争等が絶えない危険な土地へ積極的に足を運んでいるようだが…

幼い頃は孤児院にいた。当時、そこで飼われていた鶏と雛を興味本位で解体したことがある。予測も実証も完璧だった。服に血の一滴もつけることはなかった。しかし、院長から「人道を外れるな」と叱責を受けた。人道、なるほど。外れてはならない人の道だ。

しばらくして研究者となったが、とある同僚から「あなたは怠惰だ」と叱責を受けた。私は落ちこぼれだったようだ。
研究とは予測ののち実証が要る。いつからか私は後者を避けるようになっていた。

久方ぶりに妹と会った。唯一の肉親は不治の病に罹り、死が間近に迫っていた。そうして妹から「姉なら助けてよ…」と言われた。
ああ、なるほど。妹のために尽くすことこそ人の道。救うためには実証を………

「これは愛。正しく愛。愛している。感謝している。ゆえに止まる訳にはいかない。私の道はまだ半ばなのだから」

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