登録名：ウルリカ・ティステル
コードネーム：星の華
性別：女
出身：スウェーデン・ウプサラ県・エンシェーピング市
誕生日：8/12(ニトログリセリンの化学式C3H5N3O9から)
身長：158.0
体重：50.2
血液型：AB
所属：ギルドドイツ支部→UGN大和支部/「遺産小隊」
ブリード：クロス
シンドローム1：ソラリス
シンドローム2：サラマンダー
シンドローム3：────
特記事項：

・戦闘適性：B
・継戦能力：B
・命令順守：E
・陣頭指揮：B
・社会適性：E
・RC技術：A
・衝動耐性：B
・特異能力：EX

大和市支部支部長「葛西飛鳥」の保有する傭兵組織「遺産小隊(アーティファクトリー)」の一人。大和支部の遺産研究チームのチーフを務める遺産研究のエキスパートであり、遺産の持つ所有者への影響力や内包する強力なエネルギーの活用方法について研究していた。研究一徹でとにかく人と群れることを嫌う一匹狼の変わり者で、何かにつけては皮肉めいた言葉を吐く。

ギルドドイツ支部にある研究施設の元メンバーで、先述の通り遺産の持つエネルギーの有効活用法についての研究をしていた。多くの遺産継承者の持つ遺産について研究、解剖、分解を繰り返し、様々な外法の手段を以て遺産に関する研究を続けていたマッド・サイエンティストの類。
所有する遺産「黄金の海賊船」もまた、彼女の持つ度を越えた知識欲と、それを満たすためにあらゆる手段を厭わない姿勢に適合したことで彼女の「研究対象」から継承した品。「やたら広いし格納庫も多いから」という理由で今までに蒐集した遺産の保管庫となっている。まあある意味金銀財宝に匹敵する宝の山にはなっているが……。
所属していた施設の解体後、UGNによって裁判にかけられ、「その知識をUGNのために有効活用する」という名目で他研究員と共にUGNに所属することになる。彼女の身柄は同じ「遺産蒐集家」としてUGN上層の鼻つまみ者になっていた“賽を振る軍神(カエサル)”葛西飛鳥の直属。支部を訪れた彼女に対し、葛西は笑い、一言問いかけた。

「君の知識欲を活かす場を用意した。だから君も私たちにその知識と腕を寄越せ。その方が君にはわかりやすいだろう？」

体内から分泌した薬液と炎を使い、「砲身のない砲撃」を放つ。分泌する薬品もニトロ性物質やジクロロアセチリンのような液体爆発物質の化合物であり、サラマンダーの小さな火花程度で強力な範囲爆発を引き起こす代物。その薬液を常に周りに球体にして浮遊させており、傍から見れば非常に危険極まるが、その都度内部の調合を改ざんして空気中の小さな熱源に触れても爆破しないよう調整している。

葛西飛鳥、ウルリカ・ティステール、ニクス・K・アーチボルト、不破道雪、メリッサ・トパーズらの共同制作によって作り出された、遺産の力を燃焼させることでより強力なレネゲイドを生み出す装置。純度の高い黄金で出来た生きる蟲人形であり、より濃密なレネゲイドを有する物体を喰らうことで、高い炸裂性能を持つ強力な鱗粉を周囲に散布する力を持つ、生きた遺産の一つ。