法律家である叔父の元で資格取得のため勉強する傍ら、事務仕事も任されていたが、20年前に父を失ってしまう。
父は刑事であり、当時都内で発生していた奇妙な連続爆破事件を追っていた。

父の不審な死の真相を突き止めるべく、自身の手で調査を進める中で、15年前に自身もレネゲイド関連の事件に巻き込まれてしまう。
その際、父の後輩である谷修成が偶然その現場に鉢合わせ、一命を取り留めた。

この事件をきっかけに、坂戸上はUGNに所属することとなり、谷刑事の“R担”とも協力しつつレネゲイド事件を追っていくこととなる。
いずれは、20年前に父を奪った事件の真実を知りたいと坂戸上は考えている。

“一刻限りの執行猶予”（クロノスタシス）
クロノスタシスは、時計の秒針を見たとき、秒針が1秒以上止まっているように錯覚するクロノスタシス現象から。

ちなみに、実際の年齢より外見が老けているように見えるのは、時空間に干渉する能力の代償ではないかと考えられている。
……と言うが、実際は単に老けているだけかもしれない。本人もやや気にしている様子である。