容姿・経歴・その他メモ

　17歳のUGNエージェント。その特殊な境遇からエージェントであると同時に保護観察対象であり、外出には制限か監視がつく。
　もともと双子としてこの世に生を受けるはずだったが、出生直後に双子の妹が死亡。そのことを朧げに感じ取ったメイは、出生直後でありながらショックで覚醒。両親は錯乱し、恐怖に堪えかねてメイを殺そうとしてしまい、メイは防衛本能に従ってこれを周囲の人間ごと殺害してしまう。
この頃の出来事は本人にとっても記憶が曖昧でどのようにして逃亡したかは覚えていないが、なんらかの手段を用いてその場から逃亡。以後は追手に見つかることも保護の手が及ぶことも無く、浮浪児として泥水を啜るような生活をして生きていく事になる。
生まれつきレネゲイドコントロールに才能があり安定体と呼ばれる特殊体質だったためか、過酷な環境にも拘らず幸いにもジャーム化することも無く生き延びている。

9歳の頃、流石にゴミ漁りでは成長する体を賄いきれなくなってきていたところ、ある反社会勢力の男に目を付けられ、仕事を斡旋されるようになる。内容は危険で酸鼻を極めるものだったが、もともと境遇のせいもあって倫理観が乏しいメイにはさしたる抵抗もなく仕事をこなすようになっていく。
しかしそのうちに足がつき、UGNによって半ば強引に保護されることとなる。もともと仕事などに対する拘りもなかったために大人しく保護され、今度はUGNに従うようになる。UGNの任務に従事しつつ、基礎的な教養を身につけさせる教育も行われている。ノイマンシンドロームを発症していることもあってか効果は上々。

1年前、メイに初めての後輩である翠川恋晴がつくことになる。恋晴に人生で初めての先輩としての立場から接するうち、生まれて初めて情が湧いてしまい、なにくれと面倒を見るようになる。正義感の強い恋晴の性格がUGNの仕事に適合するか気を揉んでおり、もっといい環境があるのではないかと考えている。



　性格ととしては無表情ながらもアグレッシブ。特に好意を持ったり興味を持っている相手には積極的に関わりに行く。クールな物言いでグイグイ行くタイプ。
生来倫理観が薄いが、恋晴を含む自分と親しい人間がそういったことに抵抗があると知り、違いに悩みつつ、なんとか嫌われないようにそういった感覚を涵養できるよう努力している。具体的な方法がホラー映画の干渉にショックを受けられるようにすることなどなので、あまり効果は出ていない上に傍目には珍妙なものではあるが。
好きなことは食べること。ゲテモノ食いの大喰らいである。

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