概要

A市所属のUGNチルドレン。戦闘時における役割は遠方よりの射撃役で単独行動での狙撃役もこなせる。
比較的古株のチルドレンであり、以前所属していた支部では汚れ仕事を行ったこともあるためけっこうな悲観主義者。
どちらかというと戦闘一辺倒なタイプで汚れ仕事のうわさがどこからか流れたこともあってA市支部内での立ち位置は微妙だったが決して支部の所属人員を恨むことはなく、単独任務も数多く振られたが嫌がることはなかった。昭和気質な職人みたいなタイプ。
A高校に通っていて、弓道部所属の幽霊部員。たまに参加してはどえらい結果を残していくやつがいると噂になっている。口下手なためあまり友人は多くない。

経歴

家族

警察官僚を代々排出する家に三男として生まれる。長男はエリートコースをまっしぐら、次男は防衛大学からの自衛隊幹部コース、では三男はどうするかとなったときにレネゲイド関連組織を警察内に作ることになってたためレネゲイドとは、オーヴァードとは、ジャームとは何かを調べ対処ノウハウを手に入れるために家族にUGNに売られ、一人でも多くの人員を欲していたUGN側には戦闘員となるまでのノウハウを作成するため、覚醒から戦場への投入までの試験モデルにされた。
今後レネゲイド関連犯罪が増えることは明らかであったため、別に売られたこと自体に恨みはないがここまでやった割にR担の規模が小さく、本質的な解決に至っていないことに対して父との間に確執がある。兄に対する劣等感などもあり家に帰ることはなく、情報のやり取りをするだけでほぼ絶縁状態に近い。

経験

よくわからん力を持ったやつが善良な一般市民の生活を妨げていいわけないだろうという感情からオーヴァードになった。そのため、戦闘訓練は熱心に参加したが、事務仕事であったり社交という分野において一般的なUGNチルドレンと比べると劣る。なんとなくやってみたら出来たという超が付くほどの感覚派であることもあって訓練生時代もあまり友人はいなかった。そんな自分に根気よく理論を叩き込んでくれて、そして強かった玉野椿教官に敬意と憧れを抱いている。

支部所属として最初に派遣された場所ではまっとうに扱われた。まともな戦力は自分と支部長のみ、支部員が片手で数えられるほどの小さな支部だったが楽しかった。しかし、三か月後にFHと小競り合いになった際に支部長がジャーム化、その支部長を始末したことで小さな支部は解散した。


2つ目の支部では死神扱いだった。仲間殺し、支部壊しと散々に言われ、挙句の果てに契約を守らなかった情報屋、逃げ出そうとした同僚(チルドレン)を後ろから撃ち殺す仕事をさせられた。それが自分にできる善良な市民の日常の護り方だろうと言われて断ることは出来なかった。しかし、何度かの任務ののち、耐えきれなくなり本部側に申請を出し異動させてもらうことになった。
コードネームはもとは違ったがここで今のように呼ばれることが増え、気づいたら今のものでしか呼ばれなくなっていた。


そうしてA支部に至る。ここでも支部内の立場は、はれ物を扱うような扱いではあったが前支部に比べればはるかにまともだったこともあり結構気に入っていた。

生活

学校での生活態度はどこにでもいる普通の生徒。気づいたら席に座っている人と認知されている。
転入日が部活動の勧誘期間で、押しの強い弓道部員に連れられ試しに射てみたら皆中だったため強制的に弓道部所属になったが、自由に参加していいと言われたこともありほぼ幽霊部員になっている。
交友関係は弓道部の先輩たちと同級生、一部のクラスメイト程度で広いとは言えない。

成績は中の上。答えを出せるが過程はなんとなくで出せてしまうことが多く教えるのに向いていない。

私生活は基本的に支部の隅っこにいるか借りているアパートで武器の調整をしているか読書をしている。娯楽と流行りについいていけない。私服も適当に古着屋で店員に聞いておすすめされたものを買っている。

名前が女っぽいというコンプレックスを持っているためフルネームで呼ばれる病院などを嫌っている。風邪や任務での負傷があっても病院に行かず自然治癒に任せようとしてさんざん怒られた経験がある。女っぽい名前だと声に出したやつは2回までは許しているが3回からかった場合は不幸な事故で怪我をする。

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