容姿・経歴・その他メモ

「何でもやってあげましょう。
　綺麗事を述べる評論家？　誰かを虜にするタレント？　人を導く一番星？
　──それが、今の私の仕事なのですから。誰にでも、何にでもなって、不都合は抹消いたします」

名前：綌矢橋夏織／ちやばしかおり

>>RHOより
　UGN本部直属、《SS》と呼ばれる部署に属するUGNエージェントである。
　《SS》────「Spotlight Surveillant」を正式名称とするこの組織は、UGNの情報隠蔽を司る各部署の中でも特に「マスメディア」「芸能界」にまつわる情報を扱う部署である。

>>本編

　夕霧雅とは、あくまでアイドルとして活動している時の己の名前であり、姿。

　UGNエージェント。異能によって潜入先を篭絡、支配し、情報操作を行うことを主として活動している。
　変装などが必要であれば自力で行うこと以外は、事前に用意した設定に沿って人格も書き換えるほどの徹底ぶり。
　綌矢橋夏織は文字通り何人もいるし、一人でしかない。
　「生き残る」為だけに、彼女は文字通りなんでも使う。隣にいる誰かであっても。

　元々、綌矢橋の家は「旧き言語」と呼ばれるものを扱う暗殺者の一族であった。
　UGNによってオーヴァードと名付けられ、能力がシンドロームと呼ばれるもので細分化される以前から、「奇跡」を扱う一族として、主に政治の暗部で重宝されてきた。
　だが殺し屋とは怨みを買うものだし、何よりほかの同業者からすれば邪魔と捉えられかねない。
　ある時、彼女の家がある里が襲撃され、彼女は全てを失い、命からがら逃げ延びる。

>>経験(UGN)：敵性組織

　……彼女が自らの業をもって身を寄せたセルは、暗殺に特化した場所であった。
　掃除／クリーニングを信条とし、始末することを主とする場所。
　心に空虚なものを抱えつつも、力を持ってただ淡々と始末する──それだけの日々。

　だがある時、作戦中に崩落事故が発生。
　味方と強制的に引き剥がされる形で怪我を追いながらも逃げ延び、行方不明となる。
　
>>邂逅(秘密)：ローザ・バスカヴィル

　……セルのメンバーと合流できずにいた彼女は、そこでローザ・バスカヴィルと遭遇する。
　セルのメインターゲットと、魔犬の部隊の狙いが偶被っていた。そのことから、FH構成員の疑いをかけられるも、
　だが認めてしまえば待っているのはFHとしての処刑か、綌矢橋の力を利用される末路だ。
　巫山戯るな、と。散々人を狂わせてきた運命に抗うべく、異能を行使。

　　　　　　　　　　　　　　・・・・
　──その結果として、彼女と近づいた夏織は、《SS》への配属の便宜を図ってもらえることとなった。

　　　　　あしわらのくにだまやとのかみ
【　異能：　　　葦原国魂夜刀神　】

「我が言葉を、標の梲として聞きなさい」

　綌矢橋家は、その一端とも言える言語を習得している一族である。
　かつて呪詛の神、夜刀神と協定を結んだ箭括氏の麻多智をルーツとする祝詞であり、祟り無きようその言葉を以て荒ぶる蛇神の意志を代行しようとした、というのが始まりであった。

　綌矢橋家はその教えを忠実に守り、「発声」をベースにして他者を平伏させる。
　微かにでも聞こえればいいため、効果範囲が非常に広い。

　この言葉は神の意志である。
　故に「言語の壁」が存在せず、たとえ聴覚が封じられていようとも、脳に直接言葉が届くといった現象を引き起こす。
　精神干渉に対する防御が無ければほぼ回避しきれない初見殺しの異能だが、あくまで「発声」した声を相手に届けることが条件となるため、喉を潰されてしまうと発動出来なくなるのが欠点。
　また、初見殺し特化であるがゆえに、レネゲイドコントロールなどによって精神面での防御を固められてしまえば通りづらくなるという欠点も存在する……が、彼女はこれを自分のパーソナリティの隠蔽などで情報を露呈しづらくさせて補っている。


>>そして、現在

　綌矢橋夏織は、夕霧雅である。
　天に煌く一番星、己がどんなに手を伸ばしても届きそうにないあの星を掴む為に、《SS》部署においてのメイン活動にアイドルを選択した。
　その原風景にあるのは、己の「声」に対する感情。そして、FHとしての潜入任務最中に見た伝説のアイドル、『グランシャリオ』の姿。
　"ああなりたい"という感情が、綌矢橋夏織を走らせる。グランシャリオの再来を超えて、唯一の一番星になる。

　故に夕霧雅とは、『北斗七星（グランシャリオ）』を思い描いた"""完全演技"""。
　綌矢橋夏織がこの目で見た、完璧なアイドル像にほかならない。

>>

【RHO③：脊髄】
　コードネーム：“ダブルフェイス”
　ワークス/カヴァー：UGNエージェント/タレント（アーティスト）
　シナリオロイス：“ダブルフェイス”御射山斑（推奨：連帯感/隔意）

　きみはUGN本部直属、《SS》と呼ばれる部署に属するUGNエージェントである。
　《SS》────「Spotlight Surveillant」を正式名称とするこの組織は、UGNの情報隠蔽を司る各部署の中でも特に「マスメディア」「芸能界」にまつわる情報を扱う部署である。

　きみは現在、《SS》内でも日本管区を管掌する“ゲートキーパー”という男の指示のもと、《MaM》────いや、“ダブルフェイス”御射山斑とツーマンセルを組んで活動している。
　文字通り二つの顔を持つからこその、“ダブルフェイス”。それぞれ違うカヴァーを持ち、違う方向を向きながら、同じ秩序の元でオーヴァードと非オーヴァードの境界線を守護するのが、きみたちの役割だ。

　今回の“ゲートキーパー”からの命令はこうだ。
「レイヤーズ・プロダクションの中に不審な動きをしている者がいる。必要であれば現地支部と協力し、その者の正体と目論見を暴け」
「そいつの背後にはFHがいる可能性がある。存在を確認できた場合、出来得る限り該当のFH勢力を調査せよ」

　カヴァーとワークスのどちらがメインの動機なのかは、きみ次第だが。
　ともかくそういった経緯から、きみはQ市に入ることとなった。

>>
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　　　　ﾀﾞﾌﾞﾙﾌｪｲｽ
Prise：“見えざる大槌”のメモ

　　ﾀﾞﾌﾞﾙﾌｪｲｽ
【“見えざる大槌”のメモ】
　　　　　ﾀﾞﾌﾞﾙﾌｪｲｽ
　宛先：“見えざる拍子木”

　俺の持つ情報の共有と、一部引き継ぎを行いたい。
　
　中には彼にも話せていないことがある。
　明後日の夜、以下の場所まで来られたし。

　（以下、ライブハウス《Star Shuffle》の住所がつづられている）

・「彼」とは、夏織と斑の上司である“ゲートキーパー”のことです。
・「明後日の夜」とは、具体的にはミドル二日目の夜（ミドル二巡目終了後）です。
・斑に会いに行く場合、トリガーシーン扱いとなるので登場侵蝕は必要ありません。
・ミニライブを見るかどうかは、得られる情報に影響しません。

STORY SYSTEM - 今日 22:29

・呼び出しを無視することも可能ですが、今後同様の機会が得られる保証はありません。

"Q市支部長に関しては事情が異なる。
　・・・・・・・・・・・・・・・
　彼は"ゲートキーパー"の関係者だ。
　俺たちがそうであるということを知ってはいなくとも、《SS》の存在自体を把握している可能性がある"

>>FH時代
（夜刀ノ神)

斑鳩すぐる＞元スコール

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