まりあ「よく二人で喫茶店に行くけれど、私は紅茶とクッキー、せりかは苦いコーヒーとケーキをよくいただいているわね。たまにお食事もするけれど、せりかは色々注文するチャレンジャーよね。」
せりか「お前が若干偏食なだけだろ。色々あんだから色々食いたいじゃねえか。あ、でも私ら二人とも好き嫌いってあんまりないよな。」
ま「そうね。ある程度は何でも食べられるわ。けどせりかの汁物になんでも七味唐辛子をかけるのはちょっとわからないわ。」
せ「美味いだろ、七味。それを言ったらお前紅茶に砂糖入れすぎじゃねえのか。あれで香りとか味とか分かるのかよ。」
ま「あれは歴史的にも由緒ある」…

これ以降は関係ない話題のためカット。

ま「お互い趣味と実益を兼ね備えた嗜好よね。」
せ「手品の開発と練習、だな。まりあは人の驚いた顔が好きだし、私は単純に手を動かすのが好き。」
ま「大きい仕掛けのマジックをやる時なんかは緊張と興奮でドキドキしちゃう。せりかは手先が器用だから、トランプマジックとかそういう方をよく任せてるわね。」
せ「やっぱ難しいことはまりあに任せるに限るぜ。」
ま「私からしたらせりかのやってることの方が難しいわ。どうやって体だけで視線を誘導してるのかしら。」

ま「ファンタスティックプラネット。」
せ「ワイスピ。まーたよくわかんねえ映画見てるよ。」
ま「アクションものって騒がしくて苦手なのよ。あとなんで毎度毎度キスシーンが入るの？」
せ「そりゃあんだけイケメンに助けられて命の危険にさらされりゃそういう気分にもなるだろ。」
ま「俳優がかっこいいのは認めるけどちょっとくどくない？」