生まれはごく普通の一般家庭。
しかし、父親が友人の借金の保証人になった後に騙され、両親は多額の負債を苦にして自殺してしまう。

その後は親戚をたらいまわしにされ、結局叔父叔母の家に預けられる。
しかしそこでも従妹からは嫌われ続け、叔父叔母からも冷たい扱いを受けて過ごす。
転校先の学校では友人も多くでき、高校では同級生の七原という少女と親友とも言える仲になるが、家での孤独から七原だけを心の支えとするようになっていく。

だがある日、ジャーム化したレネゲイドビーイングの引き起こした凶行によって七原を目の前で失う。
自身も瀕死の状態に陥るが、親友を失った感情に呼応するように覚醒。UGNに保護される。
その後、自身を保護した東京支部第三情報室に雑用係として入り浸ることとなる。
高校を卒業後、第三情報室のメンバーに勧誘される形でUGNにエージェントとして正式に所属することとなった。

高校を卒業後、エージェントと大学生の二足のわらじの生活を始める。
最初は一人暮らしをしていたが、ある時住んでいたアパートを追い出された同僚の氷室玲奈を拾い、住まわせることに。
また、任務で関わった元UGNエージェントの女性の一人娘、セレスティを預かることとなった。
現在でも同居を続けている二人のことは、実の家族のように大事に思っている。

クリスマス、及び偽物事件をきっかけに年下の少年、黒井刹那との交際を開始。
その後も様々な事件を共に潜り抜けるうち、幾度も互いの身を危険に晒すことになってしまう。
刹那と相談を重ねた結果、大切な人を失いたくない・悲しませたくないという理由で二人でUGNエージェントを退職する。
イリーガルとしてUGNに協力する立場に戻るが、自分の身を顧みず誰かの助けになろうとする危うい性格は未だに直せずにいる。