外交的・能動的。
元気いっぱいで声が大きい女の子。思っていることがすぐ口に出る直情型。
他者から影響を受けやすく、悲しいことがあれば失意に打ちのめされ、トラブルが起きればてんやわんやするが、
最終的には「よーし、明日からまた頑張るぞぉ！！」といい感じの前向きスタンスに再着地する芯の強さ（調子の良さ）を持つ。
身体を動かすのが得意で、おいしいご飯に目がない。

中立・善。
基本的には他人のために行動するけど、時と場合によるよね、というスタンス。
転じて、周囲の状況や人間関係をある程度冷静に見れる視野の広さを持ち合わせている
（が、結局は我慢できずに首を突っ込むことが多い）。

惚れっぽく、これと決めた相手には持ち前の積極性で突撃するが、何の因果かびっくりするほど恋が実らない。
「友達だと思ってた」「彼女がいる」「受験がある」「反りが合わない」「好きじゃない」───
さまざまな理由でフラれ、落ち込み、数日後にはまた新たな恋の予感に浮かれまくっているその様子は、
衆尽学園の名物と化しているとかいないとか。

両親を早くに亡くし、引き取ってくれた叔母と二人で暮らしている。
両親についての記憶（絆）はないが、自分を抱きしめてくれた暖かな印象がぼんやり残っており
なんとなくいい家族だったのかな、と予後良好。

苗字は彼方（おちかた）。「かなた」と間違えられることが多く、
恒久的な解決の見込みもないため、読みに問わず反応するようになった。

期末テストの点数は40～50点ほど。剣道部所属（あれば。なければ運動部系の部活）。

有翼の蛇アリストテレス。古代ギリシャの哲学者、科学者、また詩人であり家庭教師と同じ名を持つ。
このバフを受け、木刀片手に敵陣へ突っ込んでいくのが基本的な戦闘スタイル。

───現実を構成する要素はあまりにも膨大だ。
社会の仕組み。生命の構造。自分ではない誰かの事情。
それらを個別に直視し、処理していたら、誰もが悲しみと理不尽に押しつぶされてしまうから、
人々はそれらに「正義と悪」とか「世界」とか「運命」とか、
ひとまとめの名前を付けて、「なんとなく立ち向かえそうなもの」にする。

「でも、それってなんだかモヤモヤします。みんなに合わせはするけれど！！」

というように、根っこはあけすけなニュートラル。善

このような視点を持つようになったのは、何度目かの告白で思いっきりフラれた経験から。
悪いところがあれば改善するし、不当な言いがかりならばムキになって言い返したが、
「なんとなく合わないから」という理由は予想だにせず、かなり動揺した。


多感で全能な思春期の女の子らしく、人間の可能性（不可能性）が気になっている。
「世界」とは、「幸福」とは、「わたし」とは何か？

「とりあえず思ったように動いていれば、ちょっとは人間らしくなるでしょう！！」

と、思うまま・感じるままに全力投球。
それが私の恋の哲学なのです☆