容姿・経歴・その他メモ

レネゲイド災害対策ルカ班の隊長を務める少女。15歳という若さながらその職務に就くことを許可されたのは、彼女がアッシュ・レドリックに直談判して無理やり認めさせたからだと噂されている。

性格は怒りっぽい堅物。規律に厳しく、怠惰を嫌う。一方で真面目故の天然さのようなものがあり、本人は本気のつもりで変な事を言う時もある。
執念深い人物としても知られており、「目には目を、歯には歯を」を信条としている。
こう見えて結構なカッコつけたがり。多分かっこいい言葉とかを手帳にメモしている。もしかしたら厨二病なのかもしれない。

四肢を欠損しており、腕と脚に金属製の義肢を装着している。それらの内部にウロボロスの影を通して自由自在に動かすことが出来る。
戦闘時は義足に銃剣を装備し、それを利用して踊るような白兵戦を行う。セットである銃を使うことは少ないが、常に背中にそれを背負っている。
「目には目を、歯には歯を」の考えは戦闘時にも一貫しており、敵の攻撃を受け、血まみれにながら反撃を行う姿は部下の中にも恐れる者が居る。

レネゲイド災害"赫海の隊列"と、ルカ班隊長になるまで

8年前に東欧で発生したレネゲイド災害に付けられた名称。人間を吸血鬼に変える遺産"赫石の仮面"により吸血鬼となった者がジャーム化し、無数の人々をアンデッド(従者)に変え、従者の海が多くの街を襲った。
その中で彼女の住む街も襲われ、彼女はアンデッドに四肢を食われ、死亡したはずだった。だが、彼女はオーヴァードに覚醒し、再び目覚めた。しかし、四肢の細胞は絶望的であり、結局死を待つだけかと思われたその時、彼女の前に現れたのがルカ班の隊長・デイビットだった。
その後、デイビットの妹として引き取られ、UGNチルドレンとしての訓練を受け始めた。5年の月日が経ち、ある程度の力をつけた彼女は自身も兄の下でレネゲイド災害を滅ぼすために戦いたいと考えるようになった。しかしまだ12歳だった彼女は実践投入には早いと突っぱねられた。仕方が無いのでアッシュ・レドリックに直談判するために自ら彼の所に赴き、紆余曲折あって正式に隊員に認められた。
そして彼女がルカ班に入って最初の案件が"古代ダキアの紅月祭"だった。

兄を亡くした彼女は、自身が彼の意志を継ぐことを誓った。そのため、彼を継ぐ隊長にならねばならないと考え、やはりアッシュ・レドリックに直談判しに行った。
なので真面目で堅物な性格は元々でもあるが、兄のデイビットを真似ているというところもあるのかもしれない。

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