容姿・経歴・その他メモ

古くは神祇官を務めた政治家一族である御巫の庶子。母一人の私生児として生まれる。

6歳の頃に母が事故で他界し、その際に御巫の家に捕捉され養子に迎えられる。
御巫家にとって望まれた存在ではなかったが、当主である父、そして腹違いの兄は央我を家族として温かく迎え入れ、御巫家の者として必要な教育を施した。その際に与えられたのが付き人兼教育係のじいであり、ドイツ留学中に出会ったのがクラウスである。御巫央我にとって最も幸せな時間である。

15歳の時、ジャームが利用されたテロにより最愛の父と兄を喪う。自身もこの時に巻き込まれレネゲイドウィルスの存在を知る。
この世界の裏側で暴れ回るレネゲイドウィルスそしてジャームに対抗すべく、御巫のつてを使い神城早月にコンタクトをとり、神城グループの研究機関でオーヴァードとして覚醒する。
覚醒後、先のテロを手引きした疑いのあった義母と叔父を排除。御巫の当主となる。しかし、自身の若さとオーヴァードへの対策のため表立っては動かず裏から政治活動を行っている。（恐らくイリーガルとしての活動も行っている？）

御巫家当主は自身の身の丈を超えていると思っており、色々とやせ我慢をしながら政治家をしている。
レネゲイドウィルスについてしらない愚衆、そして張りぼての平和な世の中に対して失望を感じているが父と兄が守ろうとした世界を維持するべく生きている。

「願い」は最愛の父と兄の蘇生……ではなく、その家族を失う原因となったジャーム、ひいてはレネゲイドウィルスの根絶である。

一人称は「余」。これは尊大な自己を演じるための虚飾である。

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