容姿・経歴・その他メモ

「そうか。これが俺の、原型か」
「魂の輪郭ってのを掴めた気がするが――ああ。普通に弄る分には下手になってんな。変質したか」

「おう、俺ぁヤタノホムラだ。ヤタでもホムラでも好きに呼びな」
「UGNに世話になってるが、まあ好き勝手やらせて貰ってる。要は邪魔しなきゃいいんだろ？」

簡易プロフィール
・『最新の刀鍛冶の工房』のレネゲイドビーイング。肉体は男性のそれだが執着はしてない。
・10年前の事件により発生。事件で工房が破壊され、UGNに引き取られる。
・人間観察のため、ひとまずUGNに籍を置いている。気が熟したら工房を作って刀を打ちたい。
・自称100歳以上の爺。これは発生元である『穂村工房』が100年以上続いていたため。

・好き：刀、魂を感じる者、職人、和食。
・苦手：世話の焼けるやつ（放っておけないので）

・氷は全然使えない。刀の冷却のために水（氷を加熱）は使う。


キャラクター概要（読む必要は無い）
・レネゲイドビーイング　"技体の投影者"ヤタノホムラ
　100年ほど営業していた『穂村工房』が破壊される際に発生したレネゲイドビーイング。
　その工房は15年前ほどから最新式のAIをはじめとした工程の自動化に舵を切っており、それがオリジン：サイバーの由来。
　（15年前に自動化可能なレベルのAI？　⇒　まあその辺は適当にしていただけると……入れ替えの順番とか種類とか）

　行く当ても無かったためUGNエージェントとして振る舞っているが、気が熟したら工房を建てて刀を打つのが目的。
　今はお金も資格も何もかもが足りていない、とは本人の弁。
　「本来は鍛冶職人に弟子入りしなきゃなんねぇがな。悪ぃが穂村以外に行く気はねぇ」
　「その辺の手続き、UGNでうまくやってくれないもんかねぇ。いざとなりゃ勝手に打つが」

・穂村工房
　かつては天原工房（まがはらこうぼう）という名前だったが、何か事情があって改名したらしい。詳細は割愛する。
　人里離れた場所にあったその場所は、不幸にもFHに占拠された（地理的に前線基地として利用された）
　それを（抗争に勝つために）UGNが大規模作戦を実施。民間人の死者は出なかったものの、工房は完全に破壊された。
　UGNが工房を破壊する際に発生したレネゲイドビーイングこそ、ヤタノホムラである。

・UGNに所属する理由。
　第一に行く当てが無かったため。
　経緯を聞いた彼は「そういうこともあらぁな」と納得し、特にUGNを恨んではいない。

　第二に刀を打てなかったため。
　モルフェウスの能力として刀剣の精製は可能だが、人間のように刀を鍛造することは出来なかった。
　厳密には出来たものの、（ヤタノホムラからすれば）ハリボテのように思えて仕方なかった。
　工房のレネゲイドビーイングとしての知識を動員した結果がそれである以上、知識・技術に依らないものが理由であると推測。
　刀に魂が籠っていないのが理由であると結論付けた。

　これらの理由により、彼は最も身近で人間観察が可能な団体であるUGNに所属し、エージェントとなった。
　コードネームは"技体の投影者（ノーソウル）"。
　高水準の技術、健全な肉体を持ちながら魂（心）を有していない、工房と人の機能を投影した非人間。

・現在の拠点
　元々はN市では無い支部に所属していたが、ある日マスターレイスの襲撃を受け壊滅。
　出先から帰ってきて茫然としている所に霧谷雄吾から連絡を受け、N市東支部（往間辰己のとこ）に転属となった。
　現在は色々あって『研究者Sの安寧』に参加可能な拠点に移っている。

・人類への態度。
　『魂』のサンプルデータ。
　良くも悪くもその認識だが、自分が持ちえないものを持っているという観点から尊敬の念を抱いては居る。
　人間体を構築する際にかつての主人、あるいはかつて覗き見た歴代の穂村を参考にしたからか、性格は彼ら準拠。
　基本的に善属性。個人の嗜好では人間観察が最優先だが、立場上のやるべきことはやる。

・関係人物
　春日恭二と戦っている可能性はあるし、都築京香と会った可能性も無くはない。

・往間辰己
　最低一回は彼に合っている。
　激情を持つ人物では無いため、『魂』のサンプルデータとしては優良なものとは思っていない。
　好きでも嫌いでもない。

・会ってみたい人物
　「別に人なら誰でも……あー、そうだな」
　「アレだ。刀のレネゲイドビーイングってのが居るなら会ってみてぇな」
　「そいつに『魂』を感じるかどうかは別の話だが、単純に見てみてぇ」


・技体投影（Nosoul Creation）
　言わずもがなパロディ元（衛宮何某）の影響。

　投影開始（SELECT ON）
　創造理念、策定。
　基本骨子、設計。
　構成材質、分析。
　鍛造工程、再現。
　根源心魂、代替。
　投影完了（SELECT OFF）

　武器を造る。
　『工房』のレネゲイドビーイングとして知識を動員する。
　創るモノの理念、材質、理論を抽出し、モルフェウスの能力で構成する。
　鉄を打つ時の『魂』はサラマンダーの炎で代用しているため、ヤタノホムラに言わせれば不完全。


メタ的な小ネタ（読まなくていい）

鍛冶を営む天原は、ロンCoC世界では橙天原（とうまがはら）という名前になっている。
なっているのだが、ある代の当主が「橙天原って呼びにくくねぇか？」という理由で穂村に改名した。
場合によってはCoC穂村と性格や顔が似ている人物が登場するかもしれないが、DX世界ではFH占拠の時点で滅んでいるため、ただ性格や顔が似ているだけの別人。
ちなみに2022/09/27時点で、探索者「穂村○○」は存在していない。

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