容姿・経歴・その他メモ

ごだい おうき
一人称：俺・我（戦闘モードの時）



中学卒業式。さっきまで俺は同級生と一緒に楽しく笑い合っていた。
学校から自宅に帰る途中、何かが起こった。目の前が真っ白な光に包まれた。
まるで身体中に電流が端立った感覚、雷にでも打たれたのかと疑問に思った時、俺の意識は途絶えた。

気がついたら、ベットの上にいた。
ここはUGNとかいう組織の中で、そして自分が普通の人間ではなくオーヴァードになったと告げられる・・・。
俺は自宅近くで、雷の稲妻を纏って立ったまま意識がなかったところを保護されたらしい。

家族には言えない、言ってはならない。
しばらく訓練で、泊まり込みで自分の能力が制御できたら自宅から通っていいと言われて、
俺は母さんになんとか、誤魔化して、半年間UGNに泊まり込み、帰宅していい許可を得た。

ただ、俺は自分に雷を宿すと、どうにも感情が抑えられない。
自分がとても大きな存在だと思ってしまい、態度も大きくなると先輩たちに注意された。
その時は、何言ってんだこいつらって思うけど、落ち着いてくるとそんな態度をとったことへの罪悪感で申し訳なくなってくる。

あれから３年。
俺の戦いでの性格も周りに受け入れられて、なんならかっこいいと好意的に思ってくれる女子がいたり、
かっこいいじゃんか、いいんじゃね？と言ってくれる奴らが周りにいる。

制御したほうがいいのかも知れないが、その時には無敵になった気分になって、相手に対して攻撃を向ける罪悪感は無くなるから仕事はしやすいんだよな・・・・。



家族：
父を幼い頃に亡くし、それから体の弱い母は、なんとか俺と妹を育てるためにパートを掛け持ちして頑張ってくれていた。
ただ、最近あまり体調が良くなくてパート１本に絞った。命には問題はないと医師には言われているが
やはり若い頃に無理をさせてしまっていたんだろう。
UGNで稼いだ金は、必要最低金額以外は母さんに渡している。
「探偵の助手に雇ってもらって、報酬がいいんだ。危ないことはしていないからだ丈夫だよ」と言えば、一瞬無言になったが
俺ならと理解してくれたみたいだ。

妹は、１３歳で中学生。
少し生意気になってきたが、まだ「お兄ちゃん」と甘えてくるのがかわいい。
ただ、オーヴァードではない、普通の妹が時々羨ましくもある。
普通に中学に行って、このまま高校に行って恋人を作って結婚して・・・・。あー結婚か。あいつが結婚したら泣くのかな俺。

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