容姿・経歴・その他メモ

「一つ聞いていい？」
「なんだい？」
「どうしてオレのコードネームはスリーピングビューティーなんだ」
「ほら、茨の姫にかけて綺麗なネーミングだろう？」
「茨しか関係なくない？」
「細かいこと気にするな」


華奢な肢体と整えた容姿を持つ少年。
見た目からしては時には中性的な少女だと勘違いすることもあるが言動も振る舞いもれっきとした男性。が、よく幼馴染に面白半分で女装されるため、あまり意味なさらないこともしばしあったり。
本人はそれで幼馴染をうざがっていることが多いが、幼馴染であることは変わらないので、つまりそういうことである。
普段は大人しくてあまり積極的ではないように見えるが、物事の善悪や是非について自分の中できっちりとした判断基準があり、全ての行動は自分のルールのみで行われているため、自分が納得つかないことには全力で反発する。
一見人の話を聞かないようなタイプだが、相手がきちんとした主張を持っているならば耳を傾けることもあったり、傾けてもお互い認めなかったならそれこそその時の話。

オーヴァードとして目覚めたきっかけは、放課後の帰り道にでジャームの通り魔に遭遇したことからである。
本来であればあっけなく殺されたところだったが、瀕死の時「こんな理不尽に殺されてたまるか」という一心で偶然に覚醒を果たしたあげくにジャームを返り討ちにした……というのが現場に駆け付けたUGNのエージェントが目撃した状況らしい。
その日幼馴染と一緒ではなかったのは一種の幸運だと本人は思っている。ま、一緒だったとしても彼女を守りきるつもりであったが。

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