容姿・経歴・その他メモ

「焼け落ちた図書館、灰になった本の山、背表紙を眺める、かつて司書だった人間……」

かつてとあるUGN支部に存在した特殊部隊、"アレクサンドリア図書館"のメンバーの一人。作戦指揮を執るリーダーの一人として活動していた。"マスターレギオン"が関与する事件の中で支部は壊滅しており、メンバーは散り散りになった。彼女自身も重傷を負い、レネゲイドビーイング"アリオン"の力で何とか命を繋いだが、その際に前線を退いている。
現役時代は指揮官としても戦闘員としても優秀な強力なオーヴァードだったが、未だに事件の後遺症から立ち直れておらず、自らオーヴァードとして戦うための力も殆ど失っており、生きているのがやっとの状態。現在は本の行商人として潜伏しつつ、時折UGNに力を貸す事もあるが、UGNからの復帰要請には応えようとしない。

「身体が動かねぇんだ……情けないよな、最期にやるべき事が残ってるのに……」


「死ぬ人間は……少しでいい。少しでも……未来がある人間が生き残るべきだ」

オーヴァード関連の事件に精神的トラウマを抱いているが、かつて自分が面倒を見ていたエージェントが復讐心に駆られているという噂を聞いて、"マスターレギオン"の後を追っている。彼女本人はジャームに対して恐怖を覚えているが、殆ど刺し違える覚悟で復讐を遂げようとしているエージェントを止めることが現在の行動原理である。

「もう何も残ってないんだ。ただ……かつてあったものを守るくらいなら……それくらいの、夢を見るだけなら……」

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