容姿・経歴・その他メモ

零れたミルクは元に戻らない。
…でも、ミルクが零れることは知っていたから、代わりのミルクを汲んでおいたよ。
…そういう奴なんだ、僕は。

経歴

覚醒

中学生の頃に覚醒。
漠然とした不安感と、無為に日々を過ごしているような焦燥感。「不確定な明日」への恐怖心と「確かな未来」への好奇心。そういった思春期特有の感情は、魔眼のレネゲイドによく馴染み、感応した。
最初は魔眼のコントロールが出来ず、無作為的に視える光景に酷く戸惑った。幸い、親がUGNに関わっていたことから、すぐにレネゲイドコントロールの訓練を受けることが出来た。…と言っても魔眼が100%コントロール出来たわけではなく、自由に「予言」したり必要な時に「視え」なかったり。
以降、UGNイリーガルとしての日々を過ごす。

大学生活

大学入学と同時にUGNエージェントして登録。UGNとして、大学生としての二重生活を送る。大学では機械工学を専攻。法則に従ってある程度定められた未来は、理解さえすれば「取り返しのつかない」を防ぎやすく、居心地はそれなりによかった。

「灰被りのノア」

大学在学中。気まぐれなその瞳は、偶然にも飛空艇の落下とその原因の遺産を「予言」した。いち早くその情報を察知したことで、すぐに現地のエージェントに連絡・合流。迅速な対応に貢献した。遺産破壊の直前、攻撃態勢に転じたその瞬間、その攻撃の余波によって「助からない」人がいることが「｜視えて《確定して》」しまう。それでも攻撃をやめることは出来ず――結果として多くの命を救ったが、左目が「視た」その女性の死は、右目でもう1度「見て」しまう結果になった。

卒業後

4年で大学から卒業後、本部エージェントに栄転。ロベルタとタッグを組み活躍する。

能力について

コードネーム

｜仍《よっ》て｜件《くだん》の｜如《ごと》し:前に述べたとおりである。前記記載のとおりである。
irreversible　不可逆の
"It's no use crying over spilt milk."（こぼしたミルクを嘆いても無駄）＝覆水盆に返らず

魔眼

左目に埋め込まれた「予言」の魔眼。この予言は必ず当たる。
より正確に言うならば、「確定した未来しか予言できない」のだ。
未来は選択によって無数に分岐する。しかし、ある一定の地点をもって、分岐は無限から有限になり、やがて1つになる。このたった1つの「確定した未来」だけを「視る」のが、この魔眼だ。
…つまり、どうあがいても「取り返しのつかない未来」だけが分かってしまうわけだが。

戦闘スタイル

牛の角が生えた獣の姿に変貌する。強化された脚力で生み出した衝撃のエネルギーを、魔眼で操り敵にぶつける。

「｜時使い《クロノトリガー》」

左目に強い負荷をかけることで、因果を捻じ曲げる。「確定した未来を視る」因果を逆転させ、「視た未来を確定させる」能力へと昇華する。無数の分岐から望んだ未来をつかみ取る禁断の一手。

履歴

双青のプロジェクトバベル

・pc2【英雄と呼ばれたUGNエージェント】
ワークス/カヴァー：UGNエージェント/任意
ロイス:保護された少女
指定設定:かつて灰被りのノアと呼ばれる大規模テロ事件を解決し、「英雄」と呼ばれた経験を持つ。その事件でキミは全てを守りきることができなかった。

キミはかつて多くを守り、少数を守れなかった経験を持つUGNエージェントだ。特に目の前で失われていった女性、その姿は忘れられないものだろう。
その功績により英雄と呼ばれたキミは何を思ったのだろうか。
現在のキミはUGN中枢の本部エージェントだ。その任務は最新の量子コンピューターが弾き出した大事件の兆候を元に世界に赴き、被害を少しでも食い止めて人々を守ること。
相棒のロベルタとともに訪れたプラネットラダーにて果たして事件は発生した。武装組織によるラダーの占拠、爆破行為、 轟音と混乱の中、キミはラダーの最下層にて一人の少女を保護する。
その顔だちは……あの時の女性によく似ていた

★閉鎖された塔の最下層から脱出せよ。最上層のメンバーと協力し、地上を目指せ
★少女を守りぬけ。

1話ロイス
①Dロイス　時使い
②両親　◎尊敬/不安
③"カルメン"ロベルタ=アスタロッテ　◎連帯感/隔意
④九 海空　◎庇護/悔悟
⑤九 未知花　◎遺志/悔悟
⑥氷見 橙矢　◎連帯感/隔意
⑦テロ組織｢マルドゥーク｣ 　執着/◎脅威

セッション履歴