容姿・経歴・その他メモ

　物心ついた時からＵＧＮチルドレンとして施設にいた。しかし、その施設はＵＧＮの中でも異質であり、より素質の高いチルドレンの育成のためチルドレン同士で殺し合いをさせる実験〈PROJECT：Hydra〉を行っていた。小鳥遊は最後まで生き残った最高傑作である。最後の生き残りであった親友を殺害した直後、実験を知ったＵＧＮ職員の襲撃が起こった。通称〈ヒュドラ事件〉。事件後、件の施設は取り壊され関係職員も一部行方不明者がいるものの、全員が処刑された。小鳥遊本人は殺害した張本人であるものの、同時に悲劇の被害者なので情状酌量の余地ありと判断され解放及び別の施設へ保護された。しかし、事件のこともあって腫れ物に触るような扱いをされていた。そのため性格も施設に居たときは威圧的で相手を寄せ付けない雰囲気をまとっていたが、かつての友を見習いのんびりした性格になった。
　上記の事件があったため小鳥遊は何よりも“日常”や“平和”を大事にしており、これを害するものは何人も許さない。

被検番号︰0294

　好きなもの　昼寝、平和
　嫌いなもの　研究所、無神経な人


友について

　名前：金剛　莉々〈こんごう　りり〉　
　　　　
　小鳥遊の2歳年上の女性。大らかかつお人好しな性格で当時ツンケンしていた小鳥遊にも積極的にコミュニケーションをとろうとしており、最初は小鳥遊も適当にあしらっていたが次第に絆されて互いに親友と呼べる関係まで進展した。
　このような性格なので、施設では喧嘩の仲裁役やムードメーカー役を務めていた。被検番号︰0006

施設について

この施設は上記の通り、非人道的な実験を行っていた。チルドレンを番号で呼び、より良いオーヴァードの育成のために密室でチルドレン同士で殺し合いをさせていた。殺し合いをしていた者やそもそも能力や性格的に向かない者もいたが、レネゲイドウイルスを散布し、対象のレネゲイドウイルスを活性化させ無理矢理殺し合いを行わせた。昨日隣で一緒に過ごしていた者を自分の手で殺す。まさに地獄のような場所であった。精神を病んでしまい、自ら命を絶つものも現れた。1人、また1人と同胞が消えていく。しかし、チルドレン達は待った。いつか、正義(ヒーロー)が助けてくれると…根拠もない希望に縋って。

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