イエローダイヤモンドを思わせる遺産の造花を持つ、UGN歴の長いエージェント。

入りたての頃は恋人と共に幸せな日々を過ごしていたが、15年前に恋人がFHへ潜入。連絡も取れない為無事を願いながらせめて帰る場所だけは守ろうと必死に戦ってきた。

しかし、数年後に彼の殉職が知らされる。

絶望の淵に立たされた彼女は、いつしか訪ねた友人の家で、彼の人と同じアサルトライフルを持ったとある少年と出会う事となる。

その少年も、FHに敵意を抱いていた。


カヴァーは高校の国語教師で、現代文を担当している。
"人との繋がりを大切にする事"が信条の為、恋愛物や絆の物語、死別の物語を選びがち。よく感受性の高い生徒を泣かせて授業がお通夜状態になっている。

胸ポケットにいつも挿している造花は、恋人ととある遺産絡みの事件に巻き込まれた時に手に入れた物。同時に彼はアサルトライフルを手にしており、お互いそれを思い出の品として大切にしていた。

「初めまして、金鳳です。よろしくお願いします」
「タカくん...あの人は、私の幼馴染であり、親友であり、...それ以上の存在でした。これからの生涯、きっと片時も彼を忘れることは無いでしょうね」
「...この身が朽ちるまで、FHという存在を赦す日は来ないでしょう」