容姿・経歴・その他メモ

「またしても何も知らない坂田新正さん(17)」
「生まれはともかく育ちはいいんだよ、俺」
「俺には帰る場所もあればやりたいことだってたくさんあるんだよ」


歳は17歳、趣味はアウトドアでもインドアでも。楽しいこと全般。得意技は母親仕込みの柔術。
その場の勢いで行動した結果失敗することもあるが引きずらない切り替えの良さが長所。つまり短所は考え足らずなところ。
所謂根明でフレンドリーな性格であり、考え足らずではあるが思慮の浅さを自覚してもいるので不器用ながら他者を気遣える一面も併せ持つ。自分にできないことがあるなら誰かできる奴にやってもらおう、と素直に助けを求められるタイプ。

自身の生まれについては決していいものだと思っていないが、母親のおかげでいい育ちをさせてもらっていると思っているためその点に対しての歪みやコンプレックスの類を抱えずにいられている。
実は幼少期あまり体が強くなく病気がちであったことから将来は医学関係を志望している。特に給料がいいと聞く薬剤師を考えている。その方が親孝行もしやすいだろう、とのこと。だが今のままの成績ではちょっと厳しい。今後に期待。

家に近いからというだけの理由でちょっと背伸びした高校を選んだはいいもののやっぱりちょっと背伸びした結果勉強がちょっと大変だし部活動も強制されるしでちょっと大変になる程度には普通の高校生。
中学からの友人と同じというだけで剣道部を選んだものの逆に見事なほど才能がなさすぎるため全くと言っていいほど勝てないありさまであるため、実質マネージャーのような状態となっている。
母から教わった柔術に関してはそれなり以上に修めているため、素手であれば無刀取りの真似事すらやってのけられるため学外でもちょっとした有名人になってしまった。
竹刀、木刀。どれも手に持てば耐えがたいほどに強烈な違和感に襲われ、とても扱えたものではなかったのが原因。それもそのはず。自身の手に馴染む剣などたった一振りしかないのだから。
迸る怒涛の鮮血。ただそれだけが、坂田新正が持つことを許されたたった一振りの剣。障害を排除するために必要となる手段であり、文字通り己を縛り付ける血の定めに他ならない。

実家からの呼び出しに対し直接会って離縁を突き付けてやるぜ、と母の反対を押し切って里帰りをするもそこで己の本性と世界の真実に邂逅することとなる。
受け継いだ青褪めた血が、只人として生きてきた少年をブラム＝ストーカー/エグザイル/オルクスのトライブリードとして覚醒させた。血によって深いレベルで変異した肉体がそれを媒介として領域を展開、即ち外界への侵蝕に至ることを示唆している。
願望によって能力のカタチが定まったのではなく、デザインされたチカラが発現したタイプのオーヴァード。

根幹としては日常への帰還を据える予定ではある。世界の危機とかなんかでかいトラブルを片付けたからってそこで自分の人生が終わるわけじゃない。むしろそっちの方が長いし俺にとっちゃ本番なんだよ！ぐらいのノリ。あとまだ遊びたいアレコレもたくさんあるんだ！

名前は蛇之麁正より取られている。またの名を天羽々斬。スサノオノミコトがヤマタノオロチを討った剣の銘。
母方の姓は坂田金時より。あんまりにも一般的な苗字ではあるが、根方に嫁入りしたことから無関係とは限らないと思われる。なお玲司でも浩一でも竜二でもないので最前線任務要素はありません。


【PC①：カヴァー/学生　ワークス/高等部学生　ロイス：誣名　推奨感情：遺志/不信感】
【Dロイス指定:褪紅種】※1　【覚醒：死or感染】
キミは神職の家系に生まれた。しかしそのことで人生何かを得たことはない。家は長女である姉(※2)、あるいはその配偶者が継ぐと定められていた為、キミは母と共に家を離れ、自由に過ごしてきた。
だが姉は死んだ。跡継ぎを失くした生家はキミを必要とした。
父に呼び出されキミは生まれ故郷である朝霧に戻る。
そしてそこで、キミは懐かしい友人達と再会することになる。
過去を取り戻すような時間の先にキミを待ち受けていたのは隠されていた世界。
その夜、浜に流れ着く姉と同じ姿をした少女。彼女との出会いがキミの日常を終わらせる。

【坂田新正　シナリオロイス：誣名　推奨感情：庇護/食傷】
起き人、藤乃が引き起こした朝霧の異常。
世界が色を喪失し異形を招き寄せた一連の出来事をキミ達は食い止めることに成功した。
綾里藤乃はつるぎを残し消え去り、その果てにキミの姉は意志を取り戻した。
なずながつるぎを手にしたことでキミの体に生じた異常にも対処が可能になり、帰郷から始まった一連の騒動はようやく終わりを迎えたと言えるだろう。
平穏を取り戻した朝霧。初めて姉弟としての時間を過ごすキミ達に波佐間みなもは告げる。
「準備が整いました。お父様がお呼びです、新正さん」「様って呼びなさいよ」
海境を越えた先、根堅からの声がキミを呼ぶ。

【坂田新正　シナリオロイス：誣名　推奨感情：任意】
あの夜から三日。色を喪った世界は今もそこにある。
蔓延する褪紅種と、侵食を続ける異界。
灰色の海の向こうで何が起きているのか観測ができないまま、海に消えた誣名の生存も解らないまま、時は過ぎる。
そんな折、キミはUGN日本支部の長を名乗る人物から対話を求められる。
ここから先、キミが選べる道は二つだ。
再び封印を施し、全てを終わらせるのか。神を放ち、誣名を救うのか。

※1【Dロイス：褪紅種／レリクト】
フレーバー：
　キミは青褪めた血を継いだ。大いなるものの血は世界を浸食しその形態を変質させる。それは継承者であるキミとて例外ではない。
　キミは通常の覚醒とは異なる変異を遂げている。それは外見的な変質かもしれないし、内面的な変化かもしれない。
　キミはもう以前のキミではない。オーヴァードとは異なる何かに連なる存在だ。
　褪紅種は世界を蝕む毒となる。望もうが望むまいが、キミが能力を使う度に少しずつ世界が書き換えられる。
データ：
　ステージ内で選択可能なDロイスを一つ選択し、選択したDロイスのデータを得ても良い。Dロイスのデータを取得した場合、その名称を褪紅種と併記すること。
　下記のデータを得る。
　・オーヴァード/ジャームへのダメージロールに常に+2Dする。
　・クリンナッププロセス:自身とエンゲージしている【褪紅種】にカテゴライズされるDロイスを持たないキャラクター全てに［10］点のHPロスを与える。

◇ 魂結いの赤い糸
『繋ぐ』願いを形にする為に新正の霊と剣を繋ぎ、人の意志で海神の威を振るう術、その初段。
全てのPCが登場しているシーンでのみ使用可能。
任意のPCがメジャーアクションで使用する。
任意の対象同士の精神を繋ぎ、真意を露わにする。その結果生じることは、データ的な効果を持たない。
この効果の使用するには全てのPCが同意をすることが必要。侵蝕率を各PCに合計10点になるよう振り分け、上昇させる。


【墜星の御子】
キミは海神の継嗣、オーヴァードではなく、異星に連なるものだ
大いなるものの血を受けたキミはその魂を継承し己が物とした
しかし、それは完璧なものではない。キミが全力で力を振るう為には並び立つ人々の存在が不可欠だ
このDロイスは坂田新正そのものが持つ資質と加え、鬼頭神奈、平嶺なずな三名が揃うことで扱える力を示す
今キミ達はこの世界で唯一"きすな"に唯一届く刃であり、同時に"きすな"にとっての唯一の他者となる
だが、力は所詮力でしかない。継いできた血の意味を決めるのはキミ達自身だ

ステージ内で選択可能なDロイスを一つ選択し、選択したDロイスのデータを得ても良い。Dロイスのデータを取得した場合、その名称を併記すること。
下記のデータを得る。
・ダメージロールに常に+2Dする。

また以下のデータは全てのPCが共有する効果となる
《回答》
タイミング：メジャーアクション
技能：-　対象：単体　射程：視界
目覚めを迎えた星神へ意志を伝える。その結果生じる変化はGMが決定する
クライマックス2でのみ使用できる。シナリオ1回まで使用可能

《魂結いの赤い糸》
タイミング：オートアクション
技能：-　対象：-　射程：-
『繋ぐ』願いを形にする為に新正の霊と剣を繋ぎ、人の意志で海神の威を振るう術、その完成系。
全てのPCが登場しているシーンでのみ使用可能。この効果の使用するには全てのPCが同意をすることが必要。
①
PC達が一蓮托生の共同体であることを表現する効果
オートアクション　シナリオ3回まで使用可能
現在PCが得ている侵蝕率を合算し、同意するキャラクターの間で分配する
②
PC達が得た縁、PCの持ち得る総力を示す効果
所持しているロイスに応じた効果を発揮する (編集済)

セッション履歴