容姿・経歴・その他メモ

西河市という街に住む少女。市内の高校に通いつつ、UGNチルドレンとして活動している。
燐光を放つ特異な氷を操る能力の持ち主。周囲に張り巡らせた氷で足止めしつつ、鏡のようなそれそのものが乱反射する光で敵対者を貫く。明自身からも放たれるそれは天使の羽根が舞い散る様にも見えると評されるが、本人はその呼称は大袈裟だとして微妙な反応をする。

数年前までは裕福な家庭で両親や妹と幸せに暮らしていたが、火災によって全て失ってしまう。直後は失意に沈んでいたが、オーヴァードに覚醒していたことからかUGNに引き取られ、親代わりとなってくれた支部長へ恩を返すために奮起する。それまではどちらかと言えばやんちゃで怖いものなしの少女であったが、思い出を振り切るように冷静沈着で真面目な性格へ変わった。もちろんそれは自分を助けてくれた人物全てへ報いるためであり、いつかひとりになっても耐えるための方策でもある。また、周囲からの助力あってこその今までの人生、という意識が強く、自分もそうたらんと手を差し伸べることも。
それらもあって融通がきき辛い印象を与えがちであり、本人も他者へわがままを言うことはない。ただ、大好物であるたい焼きや、大好きな犬を見かけるとつい視線を向けてしまいがち。

少女は知らない。自分が目覚めた時、本当は何があったのか。
少女は知らない。死んでしまったはずの妹が、今もどこかで生きていることを。

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