容姿・経歴・その他メモ

　N市支部の支部長を務めている大柄なオーヴァードの男性。大柄で威圧感のある出で立ちをしており、その上目つきも悪ければ表情の変化にも乏しく、周囲にはよく怖がられてしまう。が、本人の性格はいたって穏やかで非常に仲間想い。

　戦闘技術においては守備に長けている。支部長という立場にありながら自ら現場に出て体を張ることが多く、特に、新人のエージェントやチルドレンが初めて任務に赴く際は必ず同行している。任務では同行者全員を生還させることを信条としており、支部長就任以降、彼が同行した任務における人員の生還率は100%である。

　体を張ってまで他者を生きて帰すことに強くこだわっているのは、かつてまだ一端のエージェントだった時分に親しい同僚たちを目の前で喪った経験があるから。彼らを死なせてしまったのは己の力不足が原因であると今でも強く責任を感じており、同じ悲劇を繰り返すことの無いよう研鑽を重ね、絶えず努力し続けている。

　実は同僚たちを亡くした際に広瀬本人も一度死亡している。が、それが直接的原因かどうかは未だ定かではないが、死亡後に起きた体内のレネゲイドウイルスの異常活性に伴い息を吹き返した。また、蘇生して以来痛覚が鈍くなっている。

　普段は市内の中学校に教師として勤務している。担当科目は世界史。学校でも生徒からは生徒指導の先生より怖がられているのでちょっと悲しい。

【※以下割と読まなくてもいい設定メモ】

　実は高校時代に色々あって筋金入りの不良として鳴らしていたことがある。喫煙・飲酒は当たり前、息をするように喧嘩にも明け暮れ、近隣の不良たちを単身でボコボコにして回り、その腕っぷしから“鬼の広瀬”の異名で呼ばれていた。オーヴァードに覚醒したのもちょうどこの時期で、接触してきたFHエージェントにより無理矢理レネゲイドウイルスに感染させられ力に目覚めた。その後FHエージェントには金属バットで怒りのホームランをかましそのままお帰りいただいた。オーヴァードに覚醒してからは、強すぎる力を振るって他者を傷つけてしまうことが恐ろしくなって不良学生から足を洗い真面目になった。不良時代のアレソレは本人の中で黒歴史となっているため、滅多なことでは他人に話さない。

　大学に進学してからは教師を目指しながらUGNのエージェントとして活動し、順風満帆な生活を送っていた──はずだったが、女性関係において生来の察しが良くて優しい性格が仇となり、付き合った女性をことごとくメンヘラorヤンデレに進化させてしまい、一度元カノから包丁を持って自宅に押しかけられたことがある。あまりの女難っぷりに家族友人全員から「お前は女を作るな」と言われてしまい、以来ずっと独身状態を貫いている。独り身の気楽さを知ってしまったので結婚願望がトレーシングペーパー並に薄い。そもそも結婚できる望みがオブラートより薄い。

　UGN支部長と教師の二足草鞋で多忙なため、業務中は《帝王の時間》を使いゴリ押しで仕事を片付けている。そろそろ休暇を取って旅行に行きたい今日この頃。ロードス島に行きてぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！　とりあえず今のところはアサ〇ンクリードシリーズでデジタルトリップして旅行欲を誤魔化している。

　高校時代ほどではないが今でも煙草を嗜んでいる。愛飲している銘柄はセブンスター。

　思い出の一品は今は亡きエージェント時代のチームメイトが誕生日プレゼントとしてくれたジッポライター。

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