容姿・経歴・その他メモ

【人柄】
性別不明、年齢不詳の愉快で素敵なお人間さん。
新鮮なもの、楽しいものに目がなく、あっちをふらふらこっちへふらふら根無草。
組織的責任と個人的快楽の狭間でギリ悩むくらいには大人気ない。
そのため同じ階級の支部長メンツやアッシュレドリックの直属部下メンツでも相性の良し悪しが明確に分かれる。（譲葉「苦手な人です（婉曲）」。他支部長や臨時部長からの評価はどうかしら）
大団円を目指しつつ、途中生じる小さな犠牲は自ら出撃して拾い上げる性質。
曰く「助けてほしいと言われたら、応えてあげるが我が情け」。
立場を大いに活用し、自己の労力をリソースとして冷静かつ真っ先に勘定して、その割にやる越権強行は容認可能な犠牲の救出なのだから理解に苦しむ。
アッシュレドリックが評議会や各支部に強く出るため勝手に用意した《一人支部制度》の資格保持者の中で、すぐに救援/メーデーという危篤な呼び名がつけられた。本人は嬉しそうに乗っかった。
良くも悪くも大雑把。台風のように、進路予想はできるが制御はできない大きな力。
そろそろボディメンテを気にするお年頃でもある。

【好嫌】
好:自由、旅、ピザ（自由な食べ物の象徴らしい）、ヒーロー
嫌:束縛、責任、コース料理、したり顔で暗躍する権力者
憧れ:みんなで力を合わせて困難を乗り越えること。

【経歴】
一応人の股から生まれた純粋人間。
親の属する機関とUGNの間で政治的取引が交わされたか、あるいはアッシュレドリックが暗躍のため才ある人材を集めたか、はたまた大した因果も無いのか。
シレンはアッシュ個人の研究施設へ招集され、いくつかの条件で同意を結び、
空論成立実験のモデルとなった。
選ばれた空論は《対消滅の兵器転用》。机上の空論の筆頭たるそれは、アッシュが個人運用できる最高出力装置たる天の火と、全身に補正装置を搭載し天の火と対称的エネルギー出力機関をエフェクトで生成したシレンとを回路で結び、両者の性質を載せたレネゲイドウイルスの衝突で準えるように成立した。
先天的超常（レネゲイドビーイング）を用いない夢想の具現化である。

【能力】
極小物質を破壊する力。
レネゲイドウイルスに擬似的な性質をもたせ、それを操作・破壊することで、対象の構成要素を揺るがす。
体内には常にエフェクトで特殊出力機関と回路を生成し、それを天の火と接続後相互運用させることで真なる力を発揮する。
相互運用後は天の火およびシレンの出力機関と回路が完全破壊されるため、再使用にはアッシュの部隊による修復作業およびシレンの自己修復が不可欠。

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