容姿・経歴・その他メモ

一人称は「私」二人称は「貴方」
ノルウェー出身
名前は偽名である。

辛い時に親類から煙たがられたため、あまり人を信じられず、常に人と距離を取っているが、
セルギアは自分と境遇が似ていたため、少しだけ打ち解けている。
年齢的に、亡くなったお兄さんと重なり、甘えたい気持ちもあるが、恥かしくてそこまではできていない。

私には愛する両親と兄がいた、安定した家庭で順風満帆、素敵な人と結婚して、このまま幸せに過ごせると思っていたのに…。

交通事故で全てを失った。
私たちの前に大型トラックが突っ込んできて、家族は私以外帰らぬ人となった。
奇跡的の私は生き残ったけど、私に残ったのは、重たい障害だけ。
親類は私を厄介者として、孤児院に追い払ったの。

萎みきった筋肉、言語障害により、自分の意志さえ人に伝えることは出来なかった。
精神療法を受けるまでは…

精神療法と称し、薬剤を投与された、すると、どうだろう。
それから数日が経ったところで元の健常な状態へと戻ったのである。
動かそうとしてみても、どうしても動かなかった唇が、舌が、簡単に動くようにもなった。
ずっと頭の中を覆っていた靄のような感覚も消え去り、晴天の如く晴れやかな気持ちが齎された。

以前よりも筋肉量は増し体力もついている、明らかに同年代の子とかけ離れている身体能力を手に入れた。

その代わりか、自分の身体が自分のモノではなくなっていく、そんな感覚に襲われる。
胸の奥から、熱いものがこみ上げる、視界がぼやけていき、口の中の感覚が薄れていく。
どうして…?何が起こっているの…?怖い…恐い…コワイ…


組織の駒として、暗殺任務等に就いていたが、
セルギアと共に組織を裏切り、壊滅させたのちに日本へ。

好きなこと:セルギアが淹れた紅茶を一緒に飲むこと。
憧れ：お姫様抱っこ



ジェーン・ハウプトマン
私と同じ実験体
今は良き友として、仲良くしている。

履歴

ＰＣ１の父親はかつて北欧のＵＧＮ支部に勤めていた。ジェーンもＰＣ１の父親と同じ支部のチルドレンであった。ＰＣ１の父親はかつて地域のＵＧＮでエージェントとして活動をしており、支部では現地の軍隊と共同でレネゲイドに関する実験を（半ば強制）行っていた。
ただ、レネゲイド実験に対して反対派であったＰＣ１の父親は、政府に直訴すべく情報収集を始めた。それを察知した現地の軍内部に存在する対レネゲイド部隊は証拠を隠滅するべく、事故に見せかけてＰＣ１の家族ごと殺すことに決めた。そして、計画は実行に移され、ＰＣ１の家族はＰＣ１を残し、全員が死ぬこととなった。
その後、ＰＣ１が復讐を行ったことでその軍内部のレネゲイド部隊の、当時の上層部は壊滅した。
レネゲイド部隊の上層部の入れ替わりにあたり、レネゲイドに関する実験は凍結されることになった。ＵＧＮの現地支部は証拠隠滅に奔走することとなった。
このような実験を行っていたことが本部に露見した場合、とんでもない刑罰を喰らうことになるためだ。

実験の凍結にあたり、実験の被検体たちは全員が処分されることとなる。ジェーンも、例外ではなかった。
ジェーンは、上記のレネゲイドに関する実験の範疇で、多くの人体実験を小さいころから受けてきていた。そのためＵＧＮの人間に対して強い敵意を持っていた。そして…強い敵意を持ったまま、ジェーンは死ぬことになった。
その後、転生体として復活したジェーンは、復讐者としてＵＧＮの支部の人間を片っ端から殺して回っていた。だが、唯一ＰＣ１の父親だけが見つからず…結局諦めた。
そして、戦いに疲れ果てた彼女は、偶然か、それとも必然か…日本へと渡り、日本で仮の身分を偽り、過ごすことにした。

ＰＣ１の祖父（父親の父親）は、かつて日本で活動していたＵＧＮのエージェントだった。ＰＣ１の祖父がかつて名乗っていた偽名が、『ムルジャーナ』。ＰＣ１は祖父の書斎か何かでその名前を見て、偶然それを偽名として使うことに決めた。（日本に行ったのも、祖父がかつて日本に居た記録を見たのかもしれない）
ただ、ＰＣ１の祖父と面識があった龍造寺は、ムルジャーナという偽名…そしてＰＣ１が纏う雰囲気から、一目でＰＣ１と、記憶にある『ムルジャーナ』に血のつながりがあると感じ取り、「これも運命か」と発した。

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