容姿・経歴・その他メモ

　ノイマンとブラックドックのクロスブリードである「白銀　しろこ」とソラリスのピュアブリードである「白銀　ゆかな」の双子２人を総称して呼ばれる異名。というのも「白銀　しろこ」はその性質上一人で行動するのが難しい為、相性の良くかつ非常に仲が良い妹の「白銀　ゆかな」と一緒に行動している事が殆どである為、こちらの異名の方がオーヴァード間では精通している模様。

　中学生の時にオーヴァードによって引き起こされた事件を目撃して以来、姉妹二人がレネゲイドウイルスに感染。その時の光景がトラウマとなって以降即座にオーヴァード化の兆候を見せるようになった。
　姉である「白銀　しろこ」は、帯電気質の超変化による悪寒と苦痛、妹である「白銀　ゆかな」は体内に潜むレネゲイドが毒素に変貌したことによる突発性の意識混濁症状を発症し、長期の間医療機関にお世話になることとなった。

　そんな二人の様子に目を付けたＵＧＮが二人を回収し調査を行った結果、オーヴァードに変貌していることが判明。帯電気質となり、思考と記憶力が電子媒体の如く高速化したノイマンとブラックドックのクロスである「白銀　しろこ」と体内の異物質による他者への幻覚作用と身体強化の効果を含んだ抗生物質の作成に特化したソラリスのピュアである「白銀　ゆかな」が誕生した瞬間だった。

　しかし、妹の「白銀　ゆかな」は事情説明と微かな能力制御訓練によって事なきは得たものの、姉の「白銀　しろこ」は別で、いくらノイマンの思考であっても、内に秘めていた持病が災いし、脳内に送られてくる情報量の多さに身体が耐えきれなくなり、吐き気と眩暈、意識酩酊を繰り返す毎日を送っていた。
　この状況をなんとかしたいと願った「白銀　ゆかな」に対して、彼らが示した道は「白銀　しろこ」の電子媒体化。言わば、今の身体を捨て、タブレットやＰＣ等の電子媒体に思考と記憶を移植することによって、身体への負担を消滅しようという計画だった。
　最初こそ彼女は反対こそしたが、「白銀　しろこ」本人による「妹と一緒にいられればそれでいい」という言葉のもと、その計画を承諾。無事移植は成功し、「白銀　しろこ」の姿は「白銀　ゆかな」の持つタブレット端末の中から確認できるようになった。本人も身体の負担がなくなった為、前よりかは生き生きした姿を見せるようになった。

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